皆さんこんにちは。zecter1237です。今日から毎日投稿をしていきます!

前回夏休みにやった際は上半期のG1馬をまとめたので、今回は下半期のG1馬をまとめていきます。記念すべき1日目は鞍上と共に悲願だったG1初制覇を成し遂げたあの馬です。どうぞ!

 

ウインカーネリアンについて

今回まとめるのは、スプリンターズステークスを制したウインカーネリアンです。まずは簡単なプロフィールから。

無敗3冠馬のコントレイルと同期です。デビュー当初は中距離路線を歩み、皐月賞で4着、ダービーにも出走しました。変化があったのは3歳の秋。鞍上が三浦皇成に固定され、マイル路線へシフトしていくと4歳春でオープン入り。ですが、蹄の病気で1年の休養を余儀なくされます。

復帰初戦の六甲ステークスは国分優作を鞍上に6着。厳しいかと思われましたが、そこから3連勝で重賞ウイナーとなります。翌年の東京新聞杯も制し(僕が予想を始めたレース!)、このままG1まで…と思いましたが壁に阻まれます。安田記念は8着、アメリカに遠征しBCマイルに出走するも11着。7歳になって高松宮記念4着、安田記念14着。

ここで陣営は短距離へシフトチェンジします。これが見事にハマり、今年のアルクオーツスプリントはあわやの2着。そしてスプリンターズステークスでG1初制覇を果たしました。

血統面では弟のウインアイオライトが3勝クラス、祖母クリスチャンネームが函館3歳ステークスで3着しています。遠縁にはなりますが、オペラハウス(テイエムオペラオーの父)もいる血統です。

レースでは大外枠に入るも、抜群のスタートを切って先団につけます。そのままレースは淡々と進み、4コーナーへ。余裕たっぷりにジューンブレアへ並びかけて直線コースへ向きます。後続も脚を伸ばしてきますが、山本アナの「前の2頭が、止まりそうにない!」のフレーズの通り完全にウインカーネリアンとジューンブレアの一騎打ちとなっていました。残り100mほどで前に出ると、そこからジワリジワリと差をつけアタマ差で勝利をもぎ取りました。3着には後方から脚を伸ばしたナムラクレアが入りました。レース後の渾身のガッツポーズや泣きそうになりながら豊さんと話している様子がとても印象的でした。

その後の香港スプリントでは絶対王者に歯が立たなかったものの、前半ついていった分苦しくなったのでしょう。来年も現役を続行するそうですが、まずは無事に種牡馬入りして欲しいです。