[最終24位]バトルオブシンオウ サル刺さるマンタガブ展開 | 三度の勝ちより一度の飯

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@Aspelunker_poke

バトルオブシンオウ。公式開催のインターネット大会です。
前回公式大会に出たのはホウエン限定ルールだったような?チルタリス軸で大爆死しましたが。




バトルオブシンオウはシンオウ図鑑限定ルール。メガ石Z技がなく積みアタッカーも少ないので試合が大味になりにくく、全体的に数値の低いルールになりました。
 

そんな中で僕が脅威だと感じたポケモンがこちら








有利対面で腹太鼓するだけでゲームエンド。数値の低いこのルールでは圧倒的パワーを誇っています。


太鼓アクジェを耐える耐久ポケモンを使えば良いのですが、サイクル戦で削られてアクジェの圏内に入れられる事などよくあること。

 

自分はプレイングに自信がないので太鼓を叩かれないように立ち回れる自信がありません。

この怪物を後出しから止められるポケモンはいないのだろうか・・・・・?



















いた。


こいつを軸にパーティ組もう。




 ・マニューラなどの高速ポケモンを相手にしやすく、バレパン不意打ち礫に耐性があり苦手なマリルリをマンタインでケアできるスカーフゴウカザルが強いと思い採用

・マンタインが呼ぶロトムを後出しからでも比較的安定して狩れる鉢巻きガブリアス採用

・グライオンに強く出られる第2のエースとしてマニューラ採用
・ここまでヌオーカビゴンピクシーなど要塞化するポケモンの対策が薄いため、積まれてからでも相手できるギロチングライオン採用

・ガブリアスが選出できなかった時のロトム受けとしてハピナスを入れてパーティ完成








☆使用感



 




マンタイン強かった。


[個別解説]



ゴウカザル@拘りスカーフ
特性:猛火
153(12)-171(252)-92(4)-*-93(12)-157(228)
フレアドライブ インファイト ダストシュート とんぼ返り


 マンタインと相性のいいエースとして採用。初手襷マンムー対面でとんぼ返りしてマンタに引く事で襷を潰しながら地震を透かし一貫を作る事ができる。最初は準速スカガブ抜きだったが、直前開催の仲間大会で最速スカーフポリZにわからされたので90族抜きまで振っている。ASぶっぱで良かったかも知れない。
 

 スカーフアグノムに奇襲される事もあったが、それ以外はサイクルの駒としても抜きエースとしても期待通りの活躍をしてくれた。ダストシュートは雷パンチの方が良かった。






ガブリアス@拘りハチマキ
特性:鮫肌
191(60)-192(196)-116(4)-*-134(228)-125(20)
逆鱗 地震 炎の牙 ストーンエッジ


古代兵器AD鉢巻きガブ。マンタインと相性のいい崩し役。うるさいロトムを逆鱗で吹き飛ばす。


本来マリルリがいる場合逆鱗を撃つことはためらわれるが、マリルリはマンタインが止めてくれるので気持ちよく逆鱗を撃つことができる。
ハッサムさえ逆鱗2発で大体飛ばせるので有利対面を作ってしまえばこちらのもの。

炎の牙はあまり使わなかったが、ストーンエッジはヒートロトムやトゲキッスに撃てたので重宝した。






マンタイン@ゴツゴツメット
特性:貯水
191(244)-*-133(244)-100-160-93(20)
熱湯 どくどく 羽休め 黒い霧


優秀なタイプと特性でパーティのサポートをする。ルカリオやハッサムの一致技を両方半減で受けることができる物理受け。


特性により水技を無効化できるためマリルリの太鼓アクジェで縛られることなく黒い霧を撒けるのが最大の強み。今回はマッチングしなかったがフワライドバトンの対策にもなる。
 

火炎玉ミロカロスでも同じことができるが、こちらは地面技を無効化するのでゴウカザルの裏の受けとして優秀。
そしてユキノオーにも強くサブウェポンの草結びやエナジーボールを警戒する必要もない。ペリダック雨パに関しては取り巻きのハッサムまでまとめて見れる。
 

ゴウカザルの雷パンチは無理だがポリ2の10万ボルトは自慢の特防で普通に耐えてくれるので毒羽で粘ることができる。

そして地味にかなり重要だったのは、ロトムの安直なボルトチェンジを誘いやすかったことだと思う。おかげで鉢巻きガブの後出しが非常に安定した。ミラーコートの可能性もちらつくミロカロスではこう上手くはいかなかったと思う。(一応ミラーコート自体はマンタインも覚える)

物理も特殊も広く対応できるので選出率は非常に高かった。
眼鏡水ロトムにヤンキー突っ張りしてハイドロポンプを無効化した時は脳汁が止まらなかった。





マニューラ@襷
特性:プレッシャー
145-172(252)-86(4)-*-105-194(252)
つらら落とし はたき落とす けたぐり 氷の礫

グライオン対策及び選出抑制、対アグノム、ガブリアス用員。けたぐりはマンムーとオニゴーリ意識。


このルールはガブリアスがヤチェの実を持っていることが多く、襷が潰れた後にガブリアスに普通に負ける事故が大会序盤の頃よく発生したので、ガブリアスを見る際は後発で型を見極めてから出すようにしていた。


零度無効&けたぐりのためオニゴーリにそこそこ強いのもGOOD。トゲキッス入りにもよく出した。



グライオン@どくどく玉
特性:ポイズンヒール
179(228)-116(4)-146(4)-*-104(68)-155(204)
地震 ハサミギロチン 守る 身代わり

耐久ポケモン対策用の普通のグライオン。こいつを選出しないとピクシーで詰む。


ガブリアスやマリルリ入りの対面チックなパーティが多くなるにつれて選出率は下がっていった。


何度か犯罪を犯しましたがお許し下さい。




ハピナス@食べ残し
特性:自然回復
331(4)-*-68(252)-108(100)-174(148)-76(4)
冷凍ビーム 火炎放射 どくどく 卵産み

ガブリアスが出せない時にロトムを受けたり、トゲキッスの相手をしたりする役。トリックで弱体化し過ぎないようラッキーではなくハピナスで採用した。


ロトムにはボルトチェンジで逃げられるためマンタインであらかじめ毒を入れるなどする必要がある。


冷凍ビームはあまり考えずに採用したが、ガブリアスが重いこのパーティにおいては終盤の詰め筋として非常に重要だった。


 

 

[選出パターン]

 

全てのパターンにマンタインが入っている。

 

 

基本選出。サイクル戦で削りゴウカザルの圏内に押し込む。ロトムのいない対面構築には通りやすい。

 

 +@1

命名:マンタガブ展開。マンタインでロトムを誘い鉢巻きガブで崩しにかかる。@1は猿かマニュであることが多い。

 

受けにくいアタッカーがいない時。ギロチンぶっぱの時間じゃ~

 

 +@1

オニゴーリがいる時の特殊選出。いざとなったら黒い霧でリセットする。

 

 

 

 

 

[負けパターン]

 

・マニューラが一貫しないグライオン入り

→マニュ以外にグライ対策がいないので不利なサイクルを強いられる

 

・鉢巻きマリルリ

→マンタインでじゃれが受からない。無理。

 

・スカーフアグノム

→お猿さんが昇天する。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上のパーティで最高&最終レートが1750〜60くらい。最終戦の相手のレートによっては1760乗れてるかも知れません。

 

大会1日目は思うようにレートが伸びず1533までしか伸ばせませんでしたが、初手マンタイン後発ガブリアスの選出の強さに気づいてからは順調にレートが伸びました。早く気付けば1800も無理ではなかったかも・・・?

 

 

 

 

[3/2追記]

 

 

 

 

 

 

最高&最終順位24、レートは1756でした。

全体の参加者こそ通常のレートより少ないとはいえ、自己最高の順位を記録できた事は素直に喜びたいと思います。

 

制限のあるルールで環境を読んでパーティを練って対戦するのはとても楽しかったです。今度のインターネット大会も時間があれば参加したいですね。

 

 

読んでくださりありがとうございました。