ぜくーあんママより
久しぶりのブログとなりました。
毎月相変わらず、お茶仲間たちと元気に月釜を楽しんでおります。
桜の季節のおすましお茶仲間。
お道具組の形状や焼きもの地域や絵柄模様の”かぶり”は避けたくなりますが(炉開き時には、織部おりべ・瓢ふくべ・伊部いんべ・の三部を取り合わせるという考えもありますが)、この時は瓢を3つ揃えて三瓢(拍)子で縁起良く、6つで六瓢(無病)息災と、みなさんの末長い健康長寿を願いました。
時系列季節バラバラですが庭の花たちです。
碇草、一人静、雲龍柳。
ちょうど京都からのお客様がいらっしゃるタイミングでいただいた、ピンクの菊もも。「京舞妓」という可愛い名もあります。舞妓さんの簪みたいですね。
画像左から
3月 小豆猫柳、サンシュユ、西王母
4月 堂々たる姿のヤマシャクヤク
5月 姫菖蒲(斑入りの葉)
松本仙翁、虎の尾(蝉飾り付き)
今月も色々と咲いてます、熱中症に気をつけながらの草むしりの日々です。今盛りの花々ですよ。
左 蛍袋白、半化粧、旗竿桔梗、錦糸梅、友禅浜菊。
右 蛍袋ピンク、クガイ草、半化粧、友禅浜菊、庭ナナカマド。
見事な石楠花も。
花籠は 気品ある芍薬、三つ葉下野、コバノズイナ、飛燕草。
お客様には感謝の気持ちで、「ありがとうチョコ」もお出ししました。
上品で綺麗なお花も頂きました。有難うございます。
庭にびっしりと群生した磯菊(右上)とシモツケ(左下)。
6月のお気楽月釜は、近隣に「キャンプフィールド&スパ」施設が新たにオープンしたとのことで、この爽やかな新緑の季節にお茶会もお外で楽しみましょう!という趣向にしてみました。
室内なのですが屋外のイメージ作りで、芝生マットを毛氈代わりにしました。そしてランチョンマットを敷いたお床には、
黄梅院太玄和尚様の「水急月不流」。(みずきゅうにして月を流さず。 水面に映った月はたとえ急な水の流れとなってもその位置を動く事はない)と云う意味で、まわりの変化に対して自分の信念を見失う事なく自分自身を信じる事が大切ですよ。と云う色紙を飾りました。
そしてありがとうチョコの平缶に一葉を乗せ、てんとう虫クリップで止めて蓋を作って香合にしてみました。花入れは、ペン立ての背負子籠にヒメジョオンを入れました。
野点のキャンプ感がある見立てになったでしょうか。
結界には大きめな葉ものを置いて、お点前はお茶碗持ち運びお出掛けセットの「御幸籠」で自由に。(とは言ってもお茶箱の応用になりますね。)
風呂敷を広げればそこが点前座です。
菓子は竹籠に川遊びの笹舟(折り紙)に甘酸っぱい梅ゼリーを乗せてお出ししました。
茶室以外での”野点”という喫茶の楽しみ方があると知ったお客様は、初めて見る雰囲気の一服を、楽しんでいただけたようでした。
お湯の魔法瓶と最低限のお道具セット(茶籠)を持って、旅先での好きな景色と風を感じながらの気軽な一服。風流ですなぁ。
さて。
苺のシーズンには、京都上七軒からお姉さま方三姉妹がいらっしゃったので、いつもお世話になっている苺農家「出会いの森いちご園」さんへと「イチゴ狩り」に行くことにしました~。
入り口には、鹿沼の木工技術で制作された巨大苺を祀る祠がビニールハウスに護られて鎮座していました。ユニークな神社ね。
「いちごいちえ」のご縁を結びましょう、とのことでしたわ。
珍しい「いちご神社」の御朱印は、レジのお姉さんが日付を入れてくれましたよ。
45分食べ放題、品種はとちおとめ と とちあいか。
実は私、これが人生初めてのいちご狩り。”身近過ぎて行かなかった”というご当地あるあるでしょうかね。
いちごの摘み方レクチャーを受けて、いざいちご狩りじゃあぁ!
少しづつ進んで大きな苺を見つけては、ぷっちん!ぷっっっちん!!引っ張り方にけっこうコツがいるようで。蜂が飛んでいるので恐怖もあるけど、自分で見つけて採取するのって楽しいね♪
お姉さん方も赤い果実に夢中!無言で進みゆく。。。
…と、一斉にお宝見つけて全集中、腰を屈めるっ!!
このタイミング、面白すぎでしょ(*^▽^*)
往復してパックに山盛りの苺を摘んで、お席でまずはペロリ完食。そしてまた往復して山盛りペロリ!良く食べますなぁ~美味しかったようでなによりでしたわ☆
久々赤倉観光ホテルへも行きまして。行きしなちょっと寄り道。
iPhone機種変更したので、写真が美しく撮れてる、気が、する。
いや、やっぱり綺麗に撮れてる!よね。
ちょうど満月、ピンクムーンの日。神秘的な空。
翌朝は、風が吹き荒れる天候。
風に打たれた水の波も鮮明!