昨日階段からうっかり落ちて全身打撲です。頭打たなくてよかった…
タイトルそのまま。
今年はやはり昆虫たちが極端に多かったり少ないと感じる。
仙台では50日連続の猛暑。
ようやく雨が降った。
今年はとにかく孵化が早い。
そして多すぎるダンゴムシ。
カマドウマの孵化も早かったのか二月には既に幼虫がちらほらいた。
これまで採取してきた個体は20を超えている。
まだ5月過ぎだというのに成虫になったメスがとにかく多かった。
どれも交尾済みで産卵をあちこち。
謎すぎる個体のどんぐり君。どんぐりにしか見えないのでどんぐり君と読んでいる。
食性が他のクラズミウマと異なり、一週間に何回食べるかその程度。
一応死骸など食べているので健康上は問題なさそう。
じっとしている時間がとにかく長い。
顔の構造もやや異なる。
まあ例外がいてもおかしくないのでどんぐり君は暫く飼育してみます。
本当何処からきたの君。
定点観測していたアミメアリは全て巣が壊滅。
変わりに蛾やコオロギ、キリギリスがとにかく多い。
ハチがよろよろ飛んでいる。
大量死していたセグロアシナガバチ。
上位の昆虫が減れば当然ながら捕食となる昆虫が増えていく。
気候変動の影響をもろに受けるのは昆虫たち。この頃は鳥もあまり見かけない。
暑さでどこかに移動したのか。
片脚になってしまった壱号ちゃん。
この子はきちんと餌も食べるし無駄なジャンプもしない。
後ろ脚のない4号くん。鉢底ネットを取ると不安になるのかじっと動かないので戻すとすぐによじ登る。
この子も後ろ脚がない変わりにきちんと生きる術を心得ている。
深夜ななると死骸など食べているので人工餌の機会もかなり減った。
毎日の撮影。いつか彼らはいなくなる。
先に逝ってしまった11号ちゃん。
壱号といつも一緒だった。
喧嘩もせず、いつも一緒の2匹。
カマドウマのメスの産卵管の裏側のちょうど人でいう尾骨にあたる部分に黒い斑点が現れてからそろそろ11号は長くないと感じていた。
そして片脚が取れ、そのまま数時間で旅立った。
壱号も4号もその時がくる。
だから号数でしか呼ばない。名前もつけない。
泣いても命は戻らない。
人が壊してしまった生態系を戻すのはそれこそ人が減るしかない。
環境の為に、地球の地球の為になどうんざりしてきた。誰の為に?人の為の人による、人にとっての都合のいい言い訳などもう物事ついた時からうんざりしていたし人類がどうなろうが特段長生きも望んでいない。
蕎麦屋の厨房から現れたメスのエンマ。
殺される寸前で引き取った。目の前にいたのでポイと捕獲。
片脚で触覚も殆どないが生きている。
既にいるエンマのオスは当然ながら争奪戦。
体の大きなオスはすぐに求愛。
晴れてカップルになりました。
もうかなりお腹が膨らんだメスは近々解放します。もう産卵寸前。
交尾後、オスは寄り添うようにメスをガード。
やはり求愛となると鳴き方が変化し、やや低く、メスが振り向いてくれるまで求愛を奏でる。
選ぶのはメス次第。
公園育ちとどこぞの商業施設の一角に紛れ込んだメス。
交尾をするごとに命を燃やしていくコオロギたち。この鳴き声はあといつまで聴けるのだろう。カマドウマたちも来年はいるだろうか。
二月に散ってしまった花盛りのちびちゃん専用の赤いブランケットは今も3匹のゲージに被せている。
祈りを込めて、また明日が来ることを願いながら。