昆虫集めとしてわざと暗所に灯りを置いたり、雨戸全開のまま電気をつけておびきよせるライトトラップ。


昔はよくセミやコクワガタ、たまにカブトムシなどとに勝手に貼り付いている状態。


スマホのライトなんかは嫌がる昆虫もいるのでわざと白熱球やあの手この手を使います。



キリギリスばっかやん…



セスジツユムシ、クサキリ、ヤブキリ、稀にヒメギス。


キリギリスばっかやん!


キリギリスのちょっと間抜けな顔というか、面長の顔は愛嬌抜群。




こちらは今いるクサキリのオス。


顎が…それはもうペンチか?という程度に噛まれると痛いですが基本的にのそのそしてます。

夜行性ながら昼も活動するある意味中途半端。

コオロギとキリギリスの中間から名付けられたコロギスなんて肉食強めながら樹上生活を送るという摩訶不思議。


コロギスはデビュアやイエコなど好むかなり肉食にありますが…いちいち降りてきて死骸など食べてまた戻る。


進化途中の片鱗というか、翅あるけど鳴かないし、トライアンドエラーを感じる昆虫。



深夜見つけた謎のカマドウマ。


完全に夜に特化し、翅も視力も捨て去り振動や気配で生きるカマドウマたち。

どんな世界なんだろう。


たまに感じたくなる世界。


触覚だけで空間把握や振動、光を感じ、餌なども長い触覚で感じて生きている。


そんな彼らを見る時、自分の見ている世界は本物なのか。

人の資格は視覚野から脳に届くまで0.3秒。

0.3秒後の世界を見ている。


だからこそ昆虫採集の時はある程度の視覚に頼りながら、小さな気配をそれこそ細い糸を辿るように五感をフルに使う。


深夜に見つけたカマドウマやゲジさえ気づかない気配消し。


微かな気配を感じとる。

衰えていくはずの視力がアップしていたのには驚きつつ、感謝。


これ以上は目が限界なので休憩…というか仮眠します。