参号とお別れをし、そろそろいるんじゃないかと見渡すと壱号♀がいた。




とにかく跳ねる上にこの子も中々貪食。


ゲージに残っていたハエさんの亡骸にすぐに食いつく。

相変わらず食べ方がえぐい。

注意したいのはウジ虫。

やはり数匹出てきた。

食べ終わるまでウジ虫を見ながら見事に脚だけ残して食べたのを見計らい、さよならウジ虫くん!




両脚のない4号♂

とにかく臆病。とんでもなく臆病。

色が少し変化してきた。


体の掃除をあまりしなくなり不安視していたが人の気配を感じなくなるときちんと行っていた。


困ったのが餌。

野菜や栗は食べるがタンパク源となる昆虫の亡骸をたべなくなってきた。

昆虫ゼリーはやたらたべるがこればかり与えても一時凌ぎにしかならない。


どーしよー…

いっそ鈴虫の餌を与えるか検討中。


弐号♂もあれからみていない。

はやり♀の方が生存に長けているのか。

天候不良でカーネーションもかなり限界にきている。


増えるダンゴムシ。

今年はやはり本来いるべき昆虫が少なく、

それほどいない昆虫が多い。


壱号が同じエリアを徘徊するのは餌不足なのかも知れない。


脱皮のタイミングが不明な為、やれることをやる。

もしその時が来てしまったら…今は考えない。考えた所で脚が再生するわけでもない。




以前、公園に右の脚が全て欠損したゴキブリが一匹だけいた。他の群れからも外され、残った左の脚で懸命に歩き、転がり、それでも生きようとしていた。

いっそ飼ってしまおうか。


飼育しようと思えば可能。だがこうして脚を殆ど失ってもなお生きようとする彼にお情けで施しを与えるのは傲慢で失礼だとそのまま後にした。


今4号にやっていることはお情けと同義かも知れない。

けれど、幼齢ならばまだ脱皮する可能性がある以上は尽くせる限りの事はしたい。


矛盾と葛藤。


まだあるちびちゃん専用ブランケットは流石にカマドウマたちには暑すぎるのでそっと枕元に置いてある。


夜が明けたら、またおはようと必ず言えますように。

小さな祈り。

あとは4号くんの生命力に賭けるだけ。