US
 アメリカに長く住む人間達、特に働く人間にとって、引越しは切っても切れない不可欠な行動なのではないだろうか?そして仕事を変える際に、運良く同じ街で 違う仕事を見つけられる人間は幸いである。自分自身がIT分野で働いているという観点から話すのであれば、このアメリカでどの街でも共通して仕事口がある のは大体次のIT職種3つに限られる。

1.コンピューター・プログラマー (特にC++/Java - J2EEで経験3年以上)
2.データベース・アドミニストレーター(DBA: DB2もしくはOracle、出来ればUnix/AIXのShell Scriptingの知識要)
3.ソフトウェア・テスター (Testing Toolを何か使いこなせる人材)

反対に言えば、経験のあるJavaの開発者であったりOracleのDBAであれば、働いてみて条件が合わないもしくは仕事が気に入らなければ、同じ街でいつでも仕 事が探せると言う事だ。こういうテクニカルな専門職は、今の所アメリカではどの街でも需要があり重宝される。Salaryの相場としては、普通のアメリカの地方都市で$60K-90K、シリコンバレーだと70K-130K の間という感じであろう。シリコンバレーは特殊な土地柄であるので、分けて考えた方がいいかも知れない。

IT以外だと何であろう?
CPA(会計士)や企業のAudit等であろうか? これも確かに需要が高くて専門知識が必要とされるProfession(職業)ではある。CPAのライセンスを持ち実際の会計経験を有する人材はかなり重宝されるであろう。

もう一度言うが、ここにあげたこれらの職種は、もし仕事が解雇になってもその専門性と需要の高さの為に、他の州や街に移ることなく、同じ街でまた同種の仕事 が見つかる確立の高い職種である。こういう職種についた人間は、その住む街で家庭を持ち家を購入したりするという、長期的なVisionを持ちながら生活する事が 他の職種の人間よりもたやすい。もちろん、それ以外の職種でもずっと同じ所に住めるラッキーな人間というのは居る。

だが大抵のアメリカ人またはアメリカに住む人々は、高い離婚率もその要因の一つとなって、引越しを繰り返して生きていくのが普通と言えるかもしれない。

そういう自分自身、現在まで州を超えての引越しは4回、同じ街でを含めると7回になる。

人それぞれ家族構成によってMover(引越し会社)を頼んだり、U-haulや、Penske等の引越し専門会社から個人牽引トラック・トレーラー等を 借りる事になる。自分の場合、U-haulからトラックを借り、それに自分でベッドや家具・電化製品を運び入れ、トレーラーをトラックの後ろにHitchで 付けてその上に自家用車を載せ、そのトレーラーを牽引したトラックを自分で運転して、今まで引越しを繰り返してきた。この場合、トラックの免許は特に必要と されない。出発地点のどこかのU-haul営業店よりトラックとトレーラーを借り、目的地のU-haul営業店(どこでも構わない)でそのトラックとト レーラーを返却するだけだ。

2003年の8月、テキサス州の州都Austinからノースカロライナ州Raleighまで、1,378.0マイル(2,217Km)をかけて引越しをし た。仕事がこのノースカロライナ州で見つかった為だ。トラックを運転し、それにトレーラーを付けていることで機動性にかけた事もあり、Raleighに着 くまでに丸3日を要した。同じAustinに住んでいた友人は自分の引越しから半年後、カリフォルニア州のSunnyvaleに仕事を見つけ1766.7 マイル(2842Km)を旅した。


その後、また2005年の5月からテキサスに戻り、2006年の4月にはLAに。 2007年10月に今のシリコンバレーに移った。このシリコンバレーには仕事が多いからであろうか、何となく少し腰を据えてもいいような気がするのだが ・・・・  自分がプログラマーやCPAで無かった事に対する惨めさはむしろ無い。

Peace