辻村深月さんの

「盲目的な恋と友情」を

読みました目

 

 

 

 

母親が元宝塚女優で

家柄・容姿・才能

全てに恵まれた蘭花と

 

 

 

コンプレックスの塊で

蘭花の友人であることを

誇らしく思いつつ

 

彼女に対して歪んだ

感情を抱く留利絵くちびる

 

 

 

前半の「恋」は蘭花

後半の「友情」は留利絵

 

同じ物語がそれぞれ別の

視点から描かれています真顔

 

 

 

タイトル通り蘭花は恋愛

留利絵は友情と

 

一人の人間に盲目的に

入れ上げた揚げ句

転落していく悲劇

 

 

 

というかここまで極端だと

もはや滑稽ですらあります真顔

 

 

 

 

蘭花の盲目的な恋の

お相手の茂実が

 

どうしようもないクズ男で

 

 

 

誰かのお膳立てのおかげで

手に入れただけの立ち位置を

 

自分の才能だと

勘違いして尊大に振る舞い

 

 

 

女性への依存心と

執着心が人一倍強く

 

 

 

収入がなくなれば

平気でヒモになり下がり

時には手を上げることもドクロ

 

 

 

↑こういうろくでなし

実際にいそうだから怖いガーン

 

 

 

 

物語自体は面白くて

一気に読んでしまったけど

(特にラストは衝撃的)

 

 

 

登場人物には誰一人として

共感できませんでしたうーん

 

 

 

むしろこんな破滅的な人生

私は御免被りたいです驚き

 

 

 

それにしても警察が

あんな場所に突然

乗り込んで来るなんて

 

(ネタバレのため伏せます)

 

 

 

確かに絶対逃げも隠れも

できない状況ですが

 

そんなこと実際に

あるんでしょうかね?凝視

 

 

 

実写化されたら面白そうだけど

 

茂実を演じる俳優さんを

嫌いになりそうです(苦笑)