英会話の先生から聞いた話です。
先生のお国ではかなりの人気タレントだった男子と知り合いで、当時まだ15~6歳だったそうですが、相当なお金を稼いでいたらしい。
でも、彼の一番高い買い物は、日本円に換算して約5億(!)で建てた豪邸のみ。
両親がとても堅実で、彼に余計なお金を使わせなかったそうです。
しかも、人気者だったにもかかわらず、決して驕らない謙虚な人柄で、今は結婚してカナダで暮らしているとの事。
この話を聞いて、彼の爪の垢を煎じて飲ませてやりたくなるような驕り高ぶった人たちが、今の日本にはなんと多い事かと、情けない気持ちになりました
やはり親のしつけは重要だとつくづく感じました。
もちろん全ての人たちが当てはまるわけではないとはいえ、若い時分からちやほやされて沢山のお金を手に入れてしまうと、大概ろくな事にならないですから
(特に身内が寄生し出すともはや救いようがない)
先生が〈down to earth〉というイディオムを使っていたのですが、これが「堅実な」「素朴な」「地に足が着いた」「分別(社会常識)のある」といった意味になります。
私たちもこういう気持ちを忘れてはいけないですね…