『野球は何が起こるかわからないからおもしろい』
開幕前に立てた予想が的中するというのは、冷静に戦力を分析できているという点で非常に素晴らしいことである。
しかし予想のできる結果というのはおもしろくないのである。
今シーズン、全てのプロ野球ファンが拍手を送ったバレンティンの60本を予想できた人などいたであろうか。
開幕時にはいなかったのに、今年も統一球が使用されると思われていたのに、である。
予想のできない記録の連続だった2013年シーズンはとてもおもしろかったと僕は思う。
惜しまれる引退も多くあった。
僕は今年野球に関して数えきれないぐらい怒りを露にしてきた。
それはタイガースの選手・監督・コーチに対して、相手チームのファンや選手やプレーに対して、また加藤コミッショナーに対して。
時にはTwitter上や球場でエキサイトもした。
それだけ真剣に試合を見れたいいシーズンだったと思う。
昨年にはなかったことだ。
シーズンを2位で終えたタイガースにはまだCSが残っている。
そこで桧山の忘れ物を手に入れることができたなら、それほど嬉しいことはないだろう。
言い訳にもやり方ってもんがあるだろう