ワンルームマンションを購入して、大きな損失を出した私は、しばらく不動産と向き合う気力を失っていました。しかし、2012年になり、木造の新築アパートを経営してサラリーマンをリタイアしたという人の記事を見かけました。新築アパートを経営して規模を拡大できるとは考えたこともなかったので、興味を惹かれて資料を取り寄せることにしました。資料を見たところ、新築の物件はほとんど手がかからず、安定的に満室経営ができることがわかりました。

しかし、もう失敗を繰り返すことはできません。実際に建築現場を見て、周囲の状況を自分で確認したいと思い、まず見学を申し込みました。最初に案内された現場は、千葉県の総武線の駅から徒歩10分の場所で、周囲には事業所も多く、単身者の需要が見込まれる土地でした。完成したばかりの建物も、ワンルームながらロフト完備でかなり広々した空間が確保されていました。また最新の設備を備えており、かなり快適に生活できそうです。「若いサラリーマンの需要は十分見込めそうだ」と思いました。

しかし、結果的にその物件は見送り、後日同じ会社から「名古屋市内に良い土地が見つかったので見てみませんか」との紹介を受け、現地を視察することにしました。土地の所有者は2人で、それぞれ「L字型の変形地で使い勝手が悪いので、手放したい」との意向があり、それを業者がまとめて紹介してくれたのです。しかし単独では変形地なのですが2つの土地を合体させるときれいな長方形の土地になり、接道も申し分ありません。「これはラッキーかも」と思いました。

現地調査をしたところ、最寄駅からは徒歩13分ほどでしたが、国道から100mほど入った静かな住宅街で、周辺にライバルとなりそうな物件もなく、コンビニも徒歩3分の場所にあり、なかなか良い立地であることが確認できました。そこで、早速買い付けを入れて、業者には金融機関を紹介してくれるよう依頼しました。半月後に無事審査も通り、O銀行から5年間固定金利で2.3%の条件でフルローンを引くことができました。この物件(1LDK×8室)の表面金利は8.8%なので、十分CFも残りそうです。

この物件については結果的にその後5年間所有し、2017年に売却したのですが、その間の収支状況については次回お知らせします。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。