2018年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。
合わせて原作本・コミックを楽しんでください!
ジャンル:ミステリー/サスペンス
■内容紹介
イブニング新人賞出身の新しき才能が放つ『美醜』をテーマにした衝撃作!! 容貌の醜さから人に忌み嫌われてきた累。そんな彼女に、女優であった美しき母親が遺した1本の口紅。その口紅は他者の顔を奪うことが出来るという謎の力を持っていた。累はその力を使い、美しき者が享受するすべてを奪う事を決意する。
二目と見れぬ醜悪な容貌を持つ少女・累。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。
-----------------------------------------------------------------------------
■原作の感想
------------------------------------------------------------------------------
容姿に対する恨み、妬み、嫉妬。無責任な同情。
ねっとりとした読破感の素晴らしい作品。
シェークスピアの喜劇によく出てくる「入れ替わり」をテーマとした物語。変装ではなく、顔が入れ替わる。醜い顔が美しい顔を盗むという方が正確かもしれない。その契機が口紅だ。不思議な口紅を塗り口づけすることで、相手の顔を乗っ取るのだ。映画でいうと『顔のない眼』みたいに、犯罪に手を染めながらも美しい顔を主人公は欲する。さてその先にあるのは何か。怖そうで敬遠してましたが、とっても面白い!顔の美醜って女性にとっては好むと好まざるとに関わらず、とても大きいもの。確かに、美人は性格いいよね…とか思ってしまう。それが女優を志すとなればなお一層大きな影響力を持つだろうと思う。姿形こそ人のコピーができても、これまで生まれ育ってきた経験からくるどうしようもない圧倒的な劣等感に苛まれる感が凄まじかった。うまく説明できないけど、妬みなどすごく悪い感情だらけ。だけど、それは誰もが持っているような感情で、実際顔が入れかわるなんてありえないけど、リアルに感じた。
■映画ストーリー
伝説の女優の娘・淵累は卓越した演技力を持ちながら、自分の醜い外見にコンプレックスを抱いて生きてきた。彼女の母親は、キスした相手と顔を取り替えることが可能な謎めいた口紅を娘にのこす。一方、舞台女優の丹沢ニナは、容姿に恵まれながら芽が出ずにいた。やがて二人は出会い反発し合いながらも、互いの短所を補うために口紅の力を使うことにする。
★映画チェック★
『トリガール!』などの土屋太鳳と『心が叫びたがってるんだ。』などの芳根京子が主演を果たし、松浦だるまの人気漫画を実写映画化。キスした相手と顔が入れ替わってしまう口紅と出会った女性たちの喜怒哀楽を鮮やかに描く。『ストロベリーナイト』シリーズなどの佐藤祐市が監督を務め、『GANTZ:O』などの黒岩勉が脚本を担当している。
■スタッフ
原作:松浦だるま
監督:佐藤祐市
脚本:黒岩勉
音楽:菅野祐悟
製作:石原隆、市川南、吉羽治
プロデューサー:上原寿一、橋本芙美、片山怜子
ラインプロデューサー:武石宏登
撮影:谷川創平
美術:相馬直樹
照明:李家俊理
録音:田中靖志
装飾:田口貴久
編集田口拓也
人物デザイン監修・衣裳デザイン:柘植伊佐夫
スクリプター:松澤一美
音響効果:岡瀬晶彦
選曲:藤村義孝
キャスティング:川村恵
助監督:加藤文明
制作担当:持田一政
製作国:日本
制作プロダクション:共同テレビジョン
製作:フジテレビジョン、講談社
製作・配給東宝
■キャスト(役柄)
土屋太鳳(丹沢ニナ)
芳根京子(淵累)
横山裕(烏合零太)
筒井真理子
生田智子
村井國夫
檀れい(淵透世)
浅野忠信(羽生田釿互)
他
ジャンル:将棋
泣き虫しょったんの奇跡 完全版<サラリーマンから将棋のプロへ> (講談社文庫)
posted with amazlet at 18.09.11
瀬川 晶司
講談社
売り上げランキング: 849
講談社
売り上げランキング: 849
泣き虫しょったんの奇跡 サラリーマンから将棋のプロへ
posted with amazlet at 18.09.11
瀬川 晶司
講談社
売り上げランキング: 26,025
講談社
売り上げランキング: 26,025
■内容紹介
あきらめなければ、夢はかなう。絶望からはい上がった35歳の男と、彼を支えたウソみたいにいい人たちが将棋の世界に起こした奇跡。
序章 葉書
第1章 恩師
第2章 ライバル
第3章 奨励会
第4章 再生
終章 新たな夢へ
■内容紹介
何のとりえもないしょったんが、小学5年生の時、初めて先生にほめられた。それ以来、将棋に夢中になり、プロになるための狭き門・奨励会に入会!でも、年齢制限のため26歳でその夢を断たれ、絶望のどん底へ。そんなしょったんが、どのように夢をかなえ、プロになれたのか?何よりも将棋を愛する気持ちと温かな仲間たちが将棋界に起こした“奇跡”とは。プロ棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説。
---------------------------------------------------------------------------
■原作の感想
---------------------------------------------------------------------------
年齢制限のためプロ棋士の夢を断たれながら、
その絶望から這い上がった男と、
彼を支えたウソみたいにいい人たちが将棋の世界に起こした奇跡
小5で初めて先生にほめられ、大好きな将棋に夢中になったしょったんは、中学選抜選手権で見事優勝し、プロ棋士養成機関である奨励会へ入会。しかし、年齢制限のため26歳でプロ棋士の夢を絶たれてしまう。絶望のドン底につき落とされたしょったんが、いかにはい上がり将棋を再開したか。将棋を愛する気持ちと仲間たちが将棋界に起こした""奇跡”とは・・・・・・。プロ棋士・瀬川五段の生いたちから歴史的決断まで、"秘話”満載!これは、その年齢制限によって夢を諦めざるを得なかった瀬川晶司さんが一度はサラリーマンになったが、編入試験を経てプロ棋士になり夢を叶えたサクセスストーリー。周囲の人々の支えも大きいけれど、決して諦めない強い思いは奇跡を起こした。「幸運」こんな言葉で片づけてはいけないとは思うが、多くの幸運によって瀬川晶司という人の今があると感じる。少しおとなしすぎた幼少期に、恩師とも呼ぶべき人との出会いがあり、また家の向かいには将棋のライバルがいる。家族もおおむね子供の進路に鷹揚で、また苦しい奨励会時代にもいい仲間が傍にいた。奨励会を退会した後も、遅咲きの大学生活や、その後の就職先で人に恵まれているようだ。そう筆者の最大の「幸運」とは多くのいい人との出会いがあったことだろう。周囲にいつも人がいて、助けてくれる。これほどの貴重な財産はない。生い立ちから決戦までの秘話満載、万人の胸を揺さぶる感動の自伝。将棋にはまったく詳しくないけれど、他の本を読んで、奨励会の年齢制限の過酷さは知っていた。かつてライバルだった健弥くんのお祝いの言葉や、しょったんをずっと見守り続けてくれた恩師には心から感動して涙。泣いてしまった箇所がいくつもあったが、特に恩師からの葉書のエピソードが良かった。
■映画ストーリー
幼少期より将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田龍平)は、プロ棋士の登竜門である新進棋士奨励会に入会する。しかし、「26歳の誕生日までに四段昇格」という規定への重圧から勝てなくなり、年齢制限により退会する。途方もない絶望と挫折感を味わう晶司だったが、親友の鈴木悠野(野田洋次郎)や家族など周囲の人々に支えられ、夢をかなえるため再び立ちあがる。
★映画チェック★
異色の脱サラ棋士・瀬川晶司の自伝的小説を、松田龍平を主演に迎えて映画化。将棋一筋だった主人公が、1度は挫折しながら再び夢に挑む。主人公の親友かつライバルを演じるのは、松田の友人でもあるミュージシャンの野田洋次郎。松田とは『青い春』などで組み、自身もかつてプロ棋士を目指していた豊田利晃がメガホンを取った。
■スタッフ
監督・脚本:豊田利晃
原作:瀬川晶司
音楽:照井利幸
撮影:笠松則通
照明:水野研一
録音:柿澤潔
美術:橋本創
装飾:渡辺大智
編集:村上雅樹
衣装:宮本まさ江
ヘアメイク:小沼みどり
スクリプター:長坂由起子
VFXスーパーバイザー:道木伸隆
音響効果:北田雅也
助監督:佐和田惠
制作担当:中村哲也
製作国:日本
配給:東京テアトル
製作幹事:WOWOW、VAP
■キャスト(役柄)
松田龍平(瀬川晶司)
野田洋次郎(鈴木悠野)
永山絢斗(新藤和正)
染谷将太(村田康平)
渋川清彦(山川孝)
駒木根隆介(畑中良一)
新井浩文(清又勝)
早乙女太一(加東大介)
妻夫木聡(冬野渡)
松たか子(鹿島澤佳子)
美保純(瀬川千香子)
イッセー尾形(工藤一男)
小林薫(藤田守)
國村隼(瀬川敏雄)
他