本がある場所≪本屋が舞台の絵本・児童書≫ | *音 楽 画 廊 2*

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Arikoのその日の気分で内容がかわります♪

≪本屋が舞台の絵本・児童書≫

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 ぶたぶたの本屋さん /矢崎 存美

ぶたぶたの本屋さん (光文社文庫)/光文社

¥518
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ックス・カフェやまざきは、本が読めるカフェスペースが人気の、商店街の憩いのスポット。店主の山崎ぶたぶたは、コミュニティFMで毎週オススメの本を紹介している。その声に誘われて、今日も悩める男女が、運命の一冊を求めて店を訪れるのだが―。見た目はピンクのぬいぐるみ、中身は中年男性。おなじみのぶたぶたが活躍する、ハートウォーミングな物語。 今回のぶたぶたさんはブックカフェの店長。「ブックス・カフェやまざき」が実際にあるのなら絶対に行く!通い詰めて常連になる!!(笑) ついでにご近所のパン屋さんやお饅頭屋さんも一緒に・・・。本屋さんであり、FM局で本を紹介もする。相談コーナーが印象的♪ 優しい気持ちになれた。今回もほんわかな短編ばかりで心がほぐされる感じがした。カフェのある本屋さん、そこに店主のぶたぶたさんがいる。FMのラジオ局で本の紹介をして朗読しているのがあのぶたのぬいぐるみであると思うだけで、楽しさでいっぱい、さて次はどこに現れるのだろう。ケロ♪





 水曜日の本屋さん/シルヴィ ネーマン(著) オリヴィエ タレック (イラスト)

水曜日の本屋さん/光村教育図書

¥1,620
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ArikaかぜちゃんPC3曜日は学校がお休み。だからわたしはいつも本屋さんへいく。するとあのおじいさんも、きまって店にきた。いつも同じ本を読んでいるのに、買わないのはなぜ? 水曜日の本屋さんで出会うおじいさんと女の子。女の子は絵本を読むけど、おじいさんがいつも戦争の本を読んでいる。 絵本が好きな女の子は、そんなに読んでるのにどうして買わないのかな?と思う。 クリスマス前にその戦争の本は、売れてしまうのだが…。 なんだか不思議な絵本だった。 「重い」のは本のこと? 丸めた背中に背負ってるような見えないその荷物は何? 寂しげで悲しみも含みながら、ほっとする絵本。 絵本のラストも本屋さんならではの盛り上がりで。地味目で渋い絵本ですが良いケロ♪




講談社出版文化賞絵本賞受賞
 ルリユールおじさん /いせ ひでこ (著)

ルリユールおじさん (講談社の創作絵本)/講談社

¥1,728
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ArikaかぜちゃんPC3を大切にする少女と本のお医者さん「ルリユール」の交流を描いた絵本。水彩画もお話も素敵!最初、この黒いコートのおじさんは誰?って感じで出てくるのですが、伏線だったんですね!この方こそルリユールおじさんだったんですね。日本にも本を直してくれるおじさんいるのかな・・・。世代を超える本はぜひこんな風に直しながら大切にしていきたいものケロ♪「本には大事な知識や物語や人生や歴史がいっぱいつまってる」でなんだか泣きそうになりました。 パリの路地裏に、ひっそりと息づいていた手の記憶。本造りの職人(ルリユール)から少女へ、かけがえのないおくりもの。




 エリザベスは本の虫/サラ スチュワート (著)、デイビッド スモール (イラスト)

エリザベスは本の虫/アスラン書房

¥1,728
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リザベスは、ものごころついたときから、本のとりこ。ままごとあそびやローラースケートなんか見向きもしないで、ひたすら本を読んで、読んで、読みふけります。だんだん本が増えてきて、家中が本だらけ。いたるところに高く積まれ、天井まで届く本の山。そしてとうとうドアまでふさがれてしまいます。もうこれいじょうは入らないと気づいた時、エリザベスのとった行動とは・・・・・・? 図書館を作れるまでになるなんて、これが本物の本の虫ですね。本好きにはたまらない環境。歩いて行ける距離に素敵な図書館があって、そこに毎日通うこと。理想の生活です。 リズミカルな文章と繊細なタッチの水彩画で、いつの世にも変わらぬ読書の喜びをユーモラスに描いた絵本。 私も本が大好きだけれど、エリザベスには適いません。だけど本をたくさん読んで、エリザベスのような素敵な人生をおくりたいな、と憧れるケロ♪




 雨ふる本屋/日向 理恵子 (著)、吉田 尚令 (イラスト)

雨ふる本屋/童心社

¥1,404
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らっしゃいませ。ここは、あなただけの物語が見つかる本屋さん。こんな雨の日には、ほんとうの自分に出会えるかもしれません―。 カタツムリを追いかけて市立図書館をさまよっていた主人公ルウ子。 するとそこは「雨降る本屋」。 そこで出会う人たちは、とても個性的。しかもそこの本にはある秘密が・・・ そしてルウ子は、ある男の子に出会い2人でほっぽり森へ探検に向かうのです。 図書館のなかにある「雨ふる本屋」が、まず秘密めいていて魅かれる。そこの店主の、頑固で本を愛することにかけては人後に落ちないフルホン氏の一徹さが、読むうち心に響く。どことは定かではない森から“物語の種”が流れつき、“本”に成長する場所が“雨ふる本屋”。物語の世界は透明感が際立ち、色や光の描写は秀逸。そんな本屋が本当にあったら、常連になると思う。というか、自作の本寄付したいケロ♪




 雨ふる本屋の雨ふらし/日向 理恵子 (著)、吉田 尚令 (イラスト)

雨ふる本屋の雨ふらし (単行本図書)/童心社

¥1,440
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作よりもハラハラドキドキワクワク展開の続編。「雨あめ 降れふれ 〈雨ふる本屋〉! 」ルウ子と妹のサラがひみつの呪文をとなえて訪れた〈雨ふる本屋〉に、重大な危機がせまります。本屋や図書館を破壊してまわる"ミスター・ヨンダクレ"の目的とは? ルウ子は〈雨ふる本屋〉を、そして妹のサラを救うことができるのでしょうか?かなりスリリングなお話ケロ♪雨降る本屋はめちゃめちゃにされてしまうし、妹は行方不明に…。前作より更にスケールアップしたファンタジー。細かな描写や美しい言い回して、それぞれの場面を色鮮やかに思い浮かべながら読みました。私はケラエノの登場するシーンが好き。雨粒で空中に文字を形づくる雨手紙。ピカピカ透明なガラスの象。シーラカンスのような魚の形をした飛行魚。可愛らしい表紙のイメージそのまんまの素敵な本。全般的に作者の本への愛情が伝わる1冊ケロ♪