≪動物が登場する図書館が舞台の絵本・児童書≫
ぶたぶた図書館 (光文社文庫)/光文社
¥535
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本好きの中学生・雪音と市立図書館の司書・寿美子は、「ぬいぐるみおとまり会」実現に奔走していた。子供たちのぬいぐるみを預かり、夜の図書館での彼らの様子を撮影して贈る夢のある企画だ。絵本を読んだり、本の整理をして働くぬいぐるみたち。ポスター作りに悩む二人の前に、図書館業界では伝説的存在(?)の山崎ぶたぶたが現れて…。 山崎ぶたぶたさん、子どももいるお父さん。色々気になる存在です。今回は図書館での企画をきっかけにして、人の繋がりが広がりました。「何も知らない」で謎を残したままになってるのが気になりますが、秀が突然亡くなった弟の何をも知らなかった…という悔しい想い。ぶたぶたに出会えたことで色んな感情が生まれて、そこからまたカメラマンに戻るんじゃないかと感じたりもしました。 図書館でぬいぐるみのおとまり会する企画、面白そうケロ(笑)。
山のとしょかん (えほんのもり)/文研出版
¥1,404
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おばあさんはふしぎな男の子にえほんをよんであげました。すると…。一人暮らしのおばあさんと山の生き物たちのやさしい物語。男の子に化けていたたぬきが、小さいたぬきたちにおばあさんの真似をして絵本を読んであげている姿が何とも可愛かったし、たぬきが全く同じように繰り返すところには、笑ってしまいました。そんな姿を見て、たぬきの為にたくさんの絵本を用意してあげるおばあさんも素敵ケロ♪
としょかんライオン (海外秀作絵本 17)/岩崎書店
¥1,728
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図書館は、まちのひとたちが、本を読んだり、借りたりするところ。図書館には、誰でもはいれます。ライオンでも?あるひ、まちの図書館に、おおきなライオンがやってきました。 まず、ライオンが図書館で、みんなの邪魔にならないならアリですよ。といった館長さんが寛大。ライオンが可愛い。目録カードのにおいをくんくんかいだり、新しい本の棚にたてがみをこすりつけるとこがお気に入り。 図書館に来る行儀のいいライオンなら寄りかかって本を読んでみたいな。差別されることなく、どんな人でもルールさえ守れば、学ぶ権利があると訴えているように感じられたケロ♪
としょかんねずみ/瑞雲舎
¥1,728
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本を読むのが大好きな図書館に住むねずみ、サム。 サムの頭の中はお話のことでいっぱい! とうとう、自分で本を書いてみたくなり、一冊作成して児童書の棚に置くと子供達に評判に。気を良くしたねずみは第二弾、第三弾を作成。図書館員からラブコールを受ける。会いたいと言われたねずみ君の粋な(?)はからい。本を読むこと、書くことの楽しさを教えてくれるサムのおはなし。サムが、例えば、自分のねずみの仲間に本を書くのではなく、人間の図書館に自分の作った本を置く、ところが、読み手の子供をワクワクさせるんだろうケロ~(*´∇`*)ケケ♪
ポチポチのとしょかん/文溪堂
¥1,620
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いつもの時間、いつもの図書館に今日もぼくは行ったんだ。だけどね、あれも読んだし、これも読んだ。ぼくはちょっとつまらなくなって、窓のほうをちらっと見たんだ。そしたらね、窓にちょっこりこいぬが座ってた…。ポチポチシリーズ図書館編。ポチポチの図書館は動物たちのためのもの。そこは象さん用の大きい本や、ねずみさん用の小さい本、キリンさん用の長い本など、いろいろな種類の本があり、どの動物たちも楽しそうに本を読んでいた。ぼくも楽しくなって夢中になっていた。その中に魔法の本があり、動物たちは全員人間に変身した。すると不思議なことがおこった・・。動物達が図書館で過ごしている様子がとても楽しい。絵もカラフルで可愛い。 とにかく全ページを通して独特の雰囲気の色彩で、まるで本の中に入って読んでいるような不思議な感覚になります。いろんな動物がその動物に合った本を読んでいて、読書はおもしろいケロという気になってきます。
しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです/BL出版
¥1,512
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土曜日の朝に、必ず図書館に行く女の子、カリーナ。今日も図書館の中で動物がたくさん出てくる本を読んでいました。そのうちに、「どうぶつたちも、ほんをよみたいかもしれないな」と思っていると、カリーナがカウンターに座っています。すると、どうでしょう!いちばんのりのカナリアにつづいて、ライオン、くま、ぞう、くじゃく、かめ…どうぶつたちが、ぞくぞくはいってきました。図書館は、まるでどうぶつえんのようです。アメリカ生まれのドン・フリーマンが、本書をかいたのは、なんと1969年。それから40年もの時を経て、なかがわちひろさんによって、日本語に訳された絵本です。妄想がどんどんと膨らんでいく過程が、すごーく素敵で、次に誰かがやってくるのか、ワクワクケロ♪こんなこと考えてしまうカリーナちゃんが、超カワイイ(惚)。イラストとか、配色とか、動物たちが座ってるととことか、かなり色々とツボにはまった☆クラシックであたたかい親子でわけあいたい、ドン・フリーマンの世界。
コウモリとしょかんへいく/徳間書店
¥1,620
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ある晩コウモリたちは、うれしい知らせを聞きました…「今夜は窓があいてるぞ!」みんなで大喜びで飛んでいった建物は…図書館でした! 何度も図書館に来たことのある大人たちは、さっそくお気に入りのごちそうの本(実は虫の図鑑)を開いたり、本の話に花を咲かせたり。コピー機や水飲み場で遊んでいた子どもたちも、「お話の時間」が始まると、絵本の前で身を乗り出して…? 絵に描かれている児童書の名作探しも楽しい、図書館をめぐる絵本。コウモリが図書館に来て何をするのかと思ったら、ちゃんと本の世界を楽しんでました♪コウモリってば猫にもクマにもウサギにもなれちゃうのね。違和感ないのが可笑しかった(笑)。そして最後……本持って帰っちゃってる(笑)。普通に読んでいるコウモリもいれば、逆さまに読んでいるのもいたり、図書館を楽しんでいるコウモリたちが可愛い。この絵はあの作品かな?と考えるのが楽しかったケロ♪
よるのとしょかん/光村教育図書
¥1,512
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夜だけ開いている図書館で働いているのは、カリーナと3輪のふくろうたち。図書館はいつも静かで、おちついていました。ところが、ある日…。 カリーナは凄い、なんでも解決しちゃう。絵も可愛い。でもどうして夜だけ開くの? なんといっても夜だけ開いている図書館という設定が魅力的です。夜遊び的冒険心と知的好奇心が程よくミックスされた世界です。マナーをまもって本を読んだり読み聴かせをしたり貸し出しをしたり。昼の図書館でもやってることですが、すべて特別なものに感じられます。黒を活かした版画が味があって夜ならではの時間をしっかりと刻みこんでいます。木版画ではなさそう…なんだろうと思って調べてみたら、リノリウム版画だそうケロ♪
おさるのジョージ としょかんへいく/岩波書店
¥972
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知りたがりやでかわいいこざるのジョージが活躍するシリーズ。黄色いぼうしのおじさんが、図書館へ連れて行ってくれました。おはなしの会に加わったジョージは、きょうりゅうの絵本を読んでもらうのが待ちきれなくて、子どもの部屋をとびだしたジョージは、次々と面白そうな本を集めていきますが…。調子に乗ってブックトラックで通路の坂を滑り降りて行って、ドッシーンと衝突!おさるのジョージにも貸出しカードを作ってくれる、図書館の柔軟さが素晴らしい! この本も、この本も読みたい! 次々本を手に取るジョージ。 図書館に行くと、あれも読みたい!これも読みたい!ってなってしまう気持ちは、すごく共感ケロ♪
としょかんのよる/ほるぷ出版
¥1,512
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食べようと追いかけたねずみが逃げ込んだのは図書館。文字が読めないキツネは、図書館や本がどんなものなのか、知りませんでした。けれどねずみがだしてくれた絵本はなんだかおもしろそうです。キツネはいすにすわると絵本を開きました。本がむすんでくれたねずみとキツネのあたらしい関係。 ねずみの策略(?)にはまって、本が好きになるキツネ。最後は農場に穴を掘ってニワトリを逃がす代わりに、ニワトリに文字の読み方を教えてもらう約束をします。キツネとニワトリが仲良くなって、嬉しそうに本の山を抱えて図書館から出ていく姿が微笑ましいです。強いとか弱いとか関係なく、本を通じて仲良くなっていくのがいいですね。ニワトリを抱きしめて眠ってしまう頁があるのですが、寝顔がとってもかわいいケロ♪
本、だーいすき!/新日本出版社
¥1,620
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ある夏の日のことです。スプリングフィールドの図書館ではたらくモリーは、まちがって移動図書館の車を動物園に入れてしまいました。巣やすみかをでてきた動物たちは、もう、本に夢中です。 動物だって本読む楽しさわかるよね。この絵本の中で動物たちが読んでいたのは、「キャットインザハット」他。ドクター・スースに捧げられた絵本。 知っている本のタイトルがぞろぞろ出てきて、動物たちが大喜びで読んでいるのが面白かったです。みんなでわいわい言いながら読むのも楽しそう。 ただひとつ、パンダの柄が納得いかない!それはパンダじゃないケロ!?
こないかな、ロバのとしょかん/新日本出版社
¥1,620
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アメリカの絵本作家コンビのブラウンさん(文)とパッラさん(絵)が著した南米コロンビアで多くの子ども達に夢を運んでいるロバの移動図書館のお話です。小さな村に住んで勉強を教えてくれる先生がもういなくなった女の子アナの願い「たくさんの本が読みたい」が叶う日がやっと来ました。ひづめの音と共にロバの移動図書館のおじさんが村を訪ねて来てくれたのです。おじさんと共に本を運んでくれる二頭のロバのアルファとベットという名前が抜群に良い。小さな村におじさんが本を運んで来てくれた事で、子ども達の夢が大きく広がり空想の羽根を一杯に広げて生き生きとみんなが笑顔を浮かべて元気になって行く様子がとても微笑ましいです。「ろばのとしょかん」と同じく実話をもとにしたお話。こちらは本を心待ちにする女の子の視点ですね。物があふれてる日本では考えられないけど、まだまだきっとこのような国があるケロ♪本を読めるっていうのは幸せなことだということをあらためて感じたケロ♪
としょかんねこデューイ/文化出版局
¥1,620
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アメリカの小さな図書館の返却ボックスに捨てられていた子猫のお話。助け出され、デューイと名付けられた彼は人なつこさと賢さで図書館の人気者になっていく。全米で話題となった同じ著者の実話エッセイを基にした絵本。図書館の小さな訪問者たちに、追いかけ回されたり、しっぽを引っ張られたり、ぎゅっと抱きしめられたりするうちにデューイは、自分のやるべきことに気づいていきます。デューイの仕草や顔がなんとも可愛く、読み終わったあとやさしい気持ちになるし、満足感があります。 図書館にこんなかわいい猫がいたら、毎日通っちゃいそう。デューイに会いに行きたいケロ♪ 原題『Dewey:There's A Cat In The Library』。
うみのどうぶつとしょかんせん/教育画劇
¥1,296
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島に住む、動物たちも本を読むなが大好き。だけど、島の真ん中では、なかなか行けない。その問題を無事に解決!移動図書館が船なんて、なんてすごく素敵!バスよりずっとたくさん運べそうで、いいケロ~(*^-^*)ノ 外輪船というのもポイント高い☆最初の利権争いのやり取りは人間社会にもありがちだけど、夢のある解決策でみんながハッピーになれるのが良い。移動図書館ってもっぱらバス型のイメージだったけど、船もいいなぁ♪ 乗りたいケロ♪絵も、動物たちの表情など、細かいところを見るとよく描き込まれていて楽しい。特にアイデアマンの大工のおさる君達の働きがスゴイ!頼もしいケロ~♪ おさるの大工さん達が図書館船を造る、「ギーコ ギーコ すっとんぱんっ!」という音がすごく好き。 日本は島国だし、船プラス図書館の発想あってもよいかもケロね。