2015秋期☆木曜日にドラマ化された原作&コミック | *音 楽 画 廊 2*

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Arikoのその日の気分で内容がかわります♪



2015年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■2015秋期☆木曜日にドラマ化された原作&コミック


ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!




【10月15日(木)放送】
 青春探偵ハルヤ/福田栄一(著)

青春探偵ハルヤ (創元推理文庫)/東京創元社

¥842
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■ドラマタイトル:「青春探偵ハルヤ~大人の悪を許さない!~」 

10月15日スタート 日本テレビ系 毎週木曜 午後11:59~深夜0:54

■原作/原案…原作:福田栄一「青春探偵ハルヤ」(創元推理文庫)

■スタッフ
脚本:田中眞一/演出:大塚徹/演出:小松隆志/プロデューサー:中村泰規/プロデューサー:木谷俊樹/プロデューサー:田中雅博/プロデューサー:伊藤達哉

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■キャラクター紹介(キャスト)
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浅木晴也(玉森裕太)
東京学院大学2年生。正義感が強く、困っている人を放っておけない硬派な男。大学進学で上京したが、親からの仕送りがなく常に金欠状態。昔は不良だったという説も。

能見美羽(新川優愛)
東京学院大学2年生。裏表のない性格に加えて容姿も端麗で、「ミス東学」に選ばれた。晴也のことが徐々に気になり始める。

窪寺和臣(高田翔)
東京学院大学2年生。女好きなお調子者だが、気は小さい。交友関係が広く、高い情報収集能力を持つ。実家が裕福なため、私生活はリッチ。

磯部克夫(宇梶剛士)
晴也がアルバイトをする解体工事現場の先輩。純粋すぎる性格が災いし、さまざまな失敗を繰り返す。大の阪神ファンで、何かと野球に例える。

石田静江(高島礼子)
喫茶&スナック「アラバマ」のママ。竹を割ったような性格で情に厚く、晴也たちの保護者的存在となっている。実はバツイチ。

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■ドラマ内容紹介…玉森裕太がミステリードラマに初挑戦。頭脳明晰な学生探偵に!!
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Kis‐My‐Ft2の玉森裕太主演で、福田栄一の小説を映像化した青春痛快ミステリードラマ。ミステリー初挑戦となる玉森は、明晰な頭脳と人並み外れた度胸を併せ持つ大学生・浅木晴也を演じる。ひょんなことから探偵まがいの仕事を引き受けることになった晴也が、大人の世界に巻き込まれながら、ストーカー、詐欺、ドラッグなど、現代にはびこる犯罪が絡んだ難事件を仲間たちと共に解決していく。悪を追い詰める見せ場のシーンには毎回、痛快なセリフが用意されており、新たな玉森の一面が見られそうだ。共演は新川優愛、高田翔、宇梶剛士、高島礼子ほか。

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■原作の感想
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≪原作のあらすじ≫浅木晴也は、アルバイトで生活費を稼ぎながら大学に通う貧乏青年。そんな彼の許に、悪友の和臣が相談事(報酬付き)を持ちかけてくる。仕方なく引き受けたストーカー撃退の依頼だが、捕まえた不審者の相談に乗って、行方をくらませた女の子の捜索まで請け負う羽目に。晴也の周囲で、次から次へと芋づる式に厄介事が増えていく…。緻密な構成ながら、軽快な読み心地の青春小説。

大学生が難解な事件を解決するため奔走する!
Arikaアイコン(小)1
主人公晴也は、貧乏苦学生。悪友に持ちかけられたストーカー撃退の依頼を引き受けたが…不審者の相談にのり、人探し、脅迫者との交渉、女子寮の盗撮犯探しと次々と事件が舞い込んでくる。よくもまぁ、ストーカ退治に始まり、熟年男女の色恋沙汰、果ては薬物絡みのトラブルまでと、あれこれと首を突っ込み、次々とこんなにいろいろなことがおこるものだ。昔、訳ありの晴也が 大学生とは思えないような大人顔まけで交渉ごとをしていくのが…有り得ないだろ?(笑)と違和感を覚えつつ、とりあえず、こんな「青春」はイヤだ!!晴也、物騒な場数踏みすぎ、手馴れすぎ、こわいよ(苦笑)。報酬めあてに気軽に引き受けたストーカー「調査」が「退治」になって、関わる人から違う事件にどんどん広がって、それが最後は一つに…意外な所で繋がっていく。腕っぷしも強いし、頭の回転も速い晴也が年の離れた妹を可愛がっている描写も良かった。どんな状況でも淡々と落ちついた物腰の晴也が、妹からの電話でとろけちゃうのが微笑ましい。 晴也の行動力がありすぎて、いつか恨みをかうんじゃないかとヒヤヒヤ。とはいえ、なかなか魅力的な探偵さん、ちょっとかっこいいなと、最後には思いました。物語はやや出来すぎな気もするけれど、文章が丁寧なので、嫌みな感じはしませんでした。で、どこかで読んだことあるような気がするな、と思っていたら「エンド・クレジットに最適な夏」をドラマ化と、文庫化を機に改題したそうです。私としては以前の方が、素敵だった気もします。




【10月22日(木)放送】
 日暮らし/宮部みゆき(著)

新装版 日暮らし(上) (講談社文庫)/講談社

¥756
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新装版 日暮らし(下) (講談社文庫)/講談社

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■ドラマタイトル:「ぼんくら2」 

9月22日スタート NHK総合 毎週火曜 午後10:00~午後10:50

■原作/原案…宮部みゆき「日暮らし」(講談社)

■スタッフ
脚本:尾西兼一/演出:吉川一義/演出:酒井信行/演出:真鍋斎/制作統括:白石統一郎/制作統括:真鍋斎/制作統括:原林麻奈

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■キャラクター紹介(キャスト)
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井筒平四郎(岸谷五朗)
南町奉行所の同心で本所深川の見廻り方。やる気がないように見られるため周囲から“ぼんくら”扱いされるが、長屋の町人からは情に厚いと慕われている。捕物など面倒事は大嫌いだが、頼られると放っておけない性分。

志乃(奥貫薫)
平四郎の妻。子供がいないため、姉の子供・弓之助を養子にもらおうと平四郎に持ち掛ける。若いころは、容姿端麗な美人だったとよく自慢している。

佐吉(風間俊介)
植木職人。一時期、訳あって平四郎が見廻る鉄瓶長屋の差配をしていた。実の母・葵が殺された部屋に居合わせたことから、殺害の疑いで番所に引っ立てられてしまう。

政五郎(大杉漣)
岡っ引き。深川の親分・回向院茂七の手下。岡っ引き嫌いの平四郎が唯一信頼する男。

お徳(松坂慶子)
幸兵衛長屋の煮売り屋。かつては鉄瓶長屋のまとめ役だったが、事件後に移住した。平四郎が店に立ち寄って惣菜を食べるのを楽しみにしている。

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■ドラマ内容紹介…岸谷五朗主演で描く人情時代劇ミステリー決定版が“パート2”として登場!
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江戸・深川を舞台にした宮部みゆきの小説「ぼんくら」の続編「日暮らし」を原作に、周囲から“ぼんくら”扱いされている同心が活躍する人情時代劇ミステリードラマ。主人公の井筒平四郎役は、前作と同じく岸谷五朗が務める。前作では、長屋から住人が次々と消えていく事件の全容を平四郎が明らかにしたが、同心一人の力では対処できず、事件は完全には解決しないまま幕引きされていた。今作では、その事件に深く関わる女性・葵(小西真奈美)が殺害される事件が発生し、下手人とされた葵の息子・佐吉(風間俊介)の無実を信じる平四郎が真犯人を探すストーリーなどが描かれる。

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■原作の感想
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≪原作のあらすじ≫
(上巻)佐吉が人を殺めた疑いで捕らえられた。しかも殺した相手は実の母、葵だという。生き別れた親子に何があったのか。「この世のことを一人で全部背負い込むわけにはいかないんだよ」。辛くても悲しくても決して消えてなくならない遺恨と嘘。本所深川の同心、平四郎と超美形の甥っ子、弓之助は真実を探り始める。

(下巻)葵殺しの裏に見え隠れするのは、二年前に鉄瓶長屋で起きた事件から尾を引く、大店湊屋のお家事情。絡まった心を解きほぐそうとする平四郎。「叔父上、ここはひとつ白紙に戻してみてはいかがでしょう」。弓之助の推理が過去の隠し事の目くらましを晴らしていく。進化する著者の時代ミステリー感動の結末へ。

宮部みゆき原作の時代劇ミスタリー第2弾!
Arikaアイコン(小)1
『ぼんくら』の続編。井筒平四郎が良い味を出す江戸物のミステリー。前作の登場人物と舞台の続きなので、安心して読める。読みやすい短編でありながら舞台は同じであるおかげで、宮部さんなら長編!!と思っている私も楽しめました。時代物でも登場人物の描写の細やかさはさすが。ドラマ「ぼんくら」を見てしまったので、今回は弓之助とおでこの顔がはっきり像を結んで、なおいっそう可愛く、あっぱれぐあいが強調され、生き生きと話の中で生きる彼らの続きを読み進められました。お徳さんは相変わらずパワフルでいい味を出しているし、弓之助の頭はますます冴えわたる。最後は平四郎もかなり「仕事」をしててカッコイイ(笑)。 短編小説が連なり、大きな物語に進む作りは面白くて、読みやすく宮部ワールドは本当に引き付けられる。 最後のページで佐吉が涙するのにうるっとした。いつも思うけど、平四郎は人の心の機微に長けていてすごいなぁと思う。コミュニケーション力があるというのか平四郎は何だかんだ言っても優しさも忘れない、良い漢だなあ。平四郎と子供達(弓之助、おでこちゃん、それにおとよも。)の繋がりが和みます。