9日と10日を球磨川で過ごすために、8日の夜に仕事と野宿の準備を済ませ、早朝に出発する予定でした。
しかし、7日釣行の疲れが溜まっていたのか、8日の夜は仕事と準備が終わらないまま気を失うように爆睡!(〃∇〃)
結局、福岡を出発したのは9日の13時過ぎでした。
こうなったら、夕マヅメ狙いで天然アユを確保し10日に賭けるしかない!
そんなことを考えながら、16時に人吉の囮屋さん・まっちゃんに到着。オトリを購入し、一昨日に釣った合流点近くへ向かった。
駐車スペースに着くと車が数台止まっていた。前回は誰もいなかった釣場だが、今回は四人の釣人が竿を出している。
他の場所を探す時間もないので、釣場が空くまで分流で竿を出すことにした。
(写真は7日の時の釣場)
分流は写真の右側です。川幅は狭いですが釣れそうな瀬もあります。
もしかすると、竿抜けで入れ掛かりかも…
そんな期待を持ちつつ、囮アユを送り出した。
しかしながら、
何事もなく一時間が過ぎた… ( ̄_ ̄ i)
陽が傾き、辺りがやや暗くなってきた。
残された時間は少ない。
周りを見ると自分一人だけになっている。
イチかバチかで、四人が釣っていた所に入る事にした。
『かなり攻められてはいるが、ちょっとは釣れるかもしれない。』
そう思いながらヘロヘロの囮を送り出した。
十五分ほどして、小さなアタリとともに竿が絞り込まれた。ようやく、初ヒット!
いつも以上に慎重に寄せて、付け糸を掴もうとした瞬間、
魚信が消えた…
針外れでした (TωT)
ただ、掛かるアユが残っていたという事が分かったので、ちょっとだけ希望が持てた。
時間は18時を過ぎようとしている。
ここで、ある名人が本に書いていた記事を思い出した。
『一時間5匹以下のときにはチラシを使う』
という内容だった。
ベストのポケットの中に一本だけチラシが入っていたので、試しにセットして囮アユを送り出してみる。
流芯からからちょっと外れた所に入れた囮アユが、ゆっくりと馴染んだ。
と、思った瞬間に目印がブッ飛んだ。
ゆっくりと寄せ、今度は無事キャッチ。25cmほどのサイズだった。
囮が天然に変わり、再びチラシ仕掛けにセットして送り出す。
すると、これもすぐにヒット。
それからはコンスタントに掛かり、明日の天然囮の確保にはどうにか成功した。
18時40分には目印が見え辛くなり納竿。
二時間ほどの釣りだったが、最後の40分で6匹掛けて2バラし、4匹の釣果だった。
(今回は辺りが暗かったうえに、活きの良さが重要なので撮影はしませんでした)
また、チラシを使った仕掛けが釣果に繋がったことで、いい経験になった。
この日は、川辺川の河原で野宿することにしました。
広い河原に一人っきりだったので、少々気味悪かったのですが、
焼き鳥とアルコールでごまかしながら、やりすごしてました。
そうしていると、球磨川をホームとしているmasakiファームさんからメッセージが届いた。
内容は、『明日、ご一緒させていただきます』とのこと。
明日は球磨川のエキスパートと一緒に釣りができる!
と、いう訳で少々興奮しながらの就寝となったのでした。
つづく。
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