pixiv投稿予定の一部。3つ同時に書いてる最終回後。
停戦を迎え、今後どうするかを考えなくてはならなくなった時、エリカ・シモンズ、モルゲンレーテ社の美人エンジニアに言われた。
「ディアッカ君、これからどうするつもり?」
「…どうって?」
「ザフトに戻るか、オーブに来るか決めたの?」
「…いや、まだだけど」
「迷ってるなら、モルゲンレーテはあなたを歓迎するわよ」
にこりと笑って言われ、頭を抱えたくなった。
「アンタ子供いたよな?人妻からそんな熱烈オファーを受けるとは思わなかったんだけど」
「あら、優秀なあなたに選択肢を与えてあげているだけよ?オーブで暮らせるなら、あなたにも利点はあるんじゃない?」
「………考えてはおく」
彼女はエンジニアとしてとても優秀で頼りにしてきたが、恐ろしい人妻だ…。
皆艦を降りる準備を始め、バタバタと忙しくなった。食堂でゆっくり食事する時間すらなかなか取れず、数日振りにサイと話せた。ほぼ同い年で親友と言える存在になった彼にならと、つい零した。
「俺、人妻に誘惑されたんだけどさ」
「は?」
「モルゲンレーテに来ないかって誘れた」
「あぁ、そういうこと。…それってオーブで暮らすってことだよな?まぁ、選択肢としてはアリなんじゃない?元ザフトはどうか分からないけど、少なくともコーディネーターが生活し辛いってことはないよ」
「…まぁな…」
「でも、イザークだっけ?親友からはザフトに戻って来いって言われてるんだろ?反逆罪にならないなんて、願ってもない話じゃん」
「それはそうだけど…」
「ザフトに戻っても、オーブとは行き来出来る。情勢が変わってどうなるかは分からないけど。…でもオーブを選ぶとしたら、プラントには二度と戻れないと思った方が良いんだろうな」
「…」
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エリカシモンズって、資料集によるとAAに乗ってるらしい。クサナギかと思ってた。
YTチャンネルで種本編数話ずつ配信されてるみたいだけど、再生リストを見付けられない。今オーブに潜入する所なので、また見ようかな。何度でも見たい種!…見てない話まだあるかもしれないし…。
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今後pixivアップ予定の話リスト。
檻が必要/涙は見せない/最後の仕事/本当の初対面/泣いちゃ駄目/救い上げる/何色でも
小ネタ ベッド/計算?/スパイ 等々…。
物凄く余談。今日初めて生でインドの僧侶を見た。まさか職場で見るとは!ベジタリアンだろうけど、何食べたんだろう…。