1月20日、大寒。
暦どおりの寒さとなっております。
サッカー選手も風の子かどうか知りませんが、今日も元気にトレーニングに励む選手とスタッフの様子を見にクラブハウス詣でをしてまいりました。
午前練習だけになったからなのか、走りの練習とゲーム形式の練習の豪華二本立てでした。
監督を筆頭にコーチングスタッフの多くが変わったので、練習の流れも変わったところがあります。
まずは、ポポヴィッチさんが練習の指揮をかなり取ること。
岩政さんは分業制にしていて、コンディショニングパートは伊藤コーチ、パスコン等の意識付けや技術系は中村コーチ、戦術的なゲームパートは鈴木コーチが担当し、各練習のテーマを伝えたり、気になったことを随時伝えていくのが岩政監督という状態でした。
コンディショニングパートを伊藤コーチが担当することは変わりがありませんが、鈴木コーチや中後コーチ、通訳の笠井さん、関さん、ヨンハさん達はサポートというところのようです。
常にポポヴィッチ監督と塚田通訳の声が響いていました。
次に、各パートのセッション間にジョグのインターバルを取ります。
鳥かごを2セットやるとすると、セット間にピッチの反対側までジョグで往復するのです。
ハーフコートのゲーム形式の練習のセット間にもジョグを挟んでいました。
キュッとした動きをした後に身体を緩めることもできるし、ひとり反省会をしても良いし、選手同士で話し合っても良い。
面白い取り組みだと思いました。
ハーフコートとオールコートでのゲーム形式の練習では、ボールを動かすことで相手も動かしてかつ自分達も動いていくことをとにかく継続してやっていました。
誰が監督でも走ることはサッカーでは最低限求められることなのだと思います。
基本的にみんな走れているので、この練習を続けていたら最後まで全員が走り切れるようになるかもしれない。
そんな期待をいだきました。
大きく動いて映える選手もいれば、大きく動かして映える選手もいる。
基準となることで映える選手もいて、黒子として映える選手もいる。
サイドプレーヤーは自分らしさと互換性の狭間でもやもやするかもしれませんが、縦でも斜めでも内でも外でも走りたい所を走りたい所に走ってみても良いのでは?と素人ながらに思っています。
因みに、それぞれ相方が不在の藤井選手と松村選手はふたりで仲良くやっていました。
今季は左右のどちらが基本ポジションになるかわかりませんが、藤松コンビに注目したいと思います。
そして、トップ下というポジションはないかもでした。
今日はなかっただけかもしれませんが、違う趣きでした。
土居選手もトップ下のプレーではありませんでしたし、ぐるぐる回していって何人かの選手が2列目真ん中だか何だかでしたが、トップ下でも2ndトップでもない。
土居選手は誰と組むかによってプレーが変わっていくので、その影響かもしれません。
まだ恋人レベルの選手はいないので、速攻親密になっていただきたい。
クラブ、御家族、サポーター公認の仲ですから。
この辺りはこういうことをやりましょうという指針はあれど、実施要領や細則は属人的なのか、はたまたこれから詰めるのか。
そんな感じくらいしか私にはわかりませんでした。
難しい事は難しいので分かりません。
おまけ
皆様お待ちかねのスンテコーチレポートのお時間です。
遠慮もあれば匙加減を探っている状態のようですが、ニコニコスンテさんを見放題でした。
ただし、選手の頃の方が威勢が良かったのは間違いありません。
ここ2年間は大人しめな若手ばかりだったので、スンテさんが盛り上げていたといった事情がありましたので、普通のスンテさんはこんな感じなのかもしれません。
曽ヶ端さんもそうだったので新人GKコーチあるあるなのでしょう。
キャッチ練習時のキックがとにかく優しい。
それでは練習にならないのでは…という優しさでした。
そこは鬼コーチにならなくっちゃ!
因みに、今年のGKチームは静かでした。
(山田、何かやれよー。)
ヨンハさんは、GKチームのアシスタント兼韓国語通訳ですが、スンテコーチが加わったので通訳よりになっているといったところです。
おまけ2
全体練習後、伊藤コーチランニングクラブが発足しています。
三々五々クールダウンのランニングをしていたものが、ランニングしたい選手が一団で伊藤コーチと一緒にランニングしています。
しかも、ちゃんとランニングシューズに履き替えて走っていました。
夏場になれば素足ランニングが復活するのかもしれません。
サッカー選手ですもの、足は大事な商売道具。
ランシューでという管理が良い方向に向かうことでしょう。
知らんけど。