母の初盆に向けて
ぼちぼち準備を進めていた矢先に…
看護師のIさんからお誘いをいただいて
母が再発前まで過ごした施設に
太鼓の演奏を聴きに行ってきました
去年同様、しっかり演奏を楽しんで、元気いっぱいに拍手を送っている姿を目にするのは何だか複雑~
とのブラックな感情はさておいて、、、
毎年この時期には
わが町のあらゆるところで
夏祭りに向けて
太鼓の練習の音が聴こえてきます
昨年、一昨年と
この時期、母の部屋を訪れては
帰る頃にはあちこちから太鼓の演奏が聞こえてきたことを懐かしく思い返しました
そう言えば確か一昨年は、この場所で母と一緒に演奏を聴いたような??と
当時のブログを読み返したところ(→ )
一緒に聴こうと思ったけど、母が早々に部屋に引き上げてしまった切ないエピソードを思い出しました。。
記事ではかなり手短にやんわりと綴ってますが(笑)
実際のところは
わずか10秒ほど演奏を聴いたところで
『の、のうに地響きがする』
『また腫瘍が動き出すかもしれん』
と散々な言い様だったのでした。。。
演奏が終了してからは
看護師のIさんとおしゃべりして帰りました
一歩外に出ると町はお祭りで賑わっていたので
夕暮れ時でだいぶ気温が下がっていたこともあって
そのまま息子と一緒に少しお祭りにも顔を出してみました
もう片方の手で
屋台のいか焼き、焼き鳥、冷やしパイン…と食べ続ける自分は
我ながらタフだと思いました
そんなこんなで
帰宅する頃にはすでに辺りは真っ黒でしたが^^;
楽しかった一日
帰宅して
子どものお風呂と寝かしつけを終えたあと、
Iさんにラインでお礼のメッセージと写真を送りました
そしたらお返事が届いて
来月には、施設の夏祭りがあるからよかったらそちらもお越しください(*ゝω・*)ノ
とお返事いただきました
嬉しかったこの日の出来事を
親戚に報告して
『来月にはまた夏祭りにも行くの楽しみなんだ~』
と報告したら…
難色を示されました。。。
『もうね、あなたはお母さんの看病も介護も卒業したんだから
そんなところにいつまでも行き来するのはやめた方がいいよ~。
そこに行けばT子さん(←母)に会えるわけじゃないんだよ。…』
と!
えーっっっ
確かに親戚の言っていることも一理あるけれど…
わたしは母に会いたいから行くんじゃなくて(まぁ確かにその場所に行けば、母の生きていた場所、生活していた場所を感じることができるって想いはありますが…)
今もこうしてわたし達家族のことを覚えていてくださって、うちの子の成長を楽しみに見守っていてくれる
そんな気持ちが嬉しいから
これからだって
帰省中に何かイベントとかあるときには喜んでお邪魔したいし
何もなくても、時々は息子と一緒に顔出しに行きたいんだけど
そんなことはやめた方が良いのか
母といま話しができたら、母はなんて言うだろう
そんな疑問を抱えること数日…。
その矢先に
この話しとはまったく関係ありませんが
先週末に
近所の小学校で夏祭りが開催されることを知って
夕方の散歩がてら、息子を連れて顔を出してきたのですが…
焼きそばを購入しようとテント前に並んでいたその時、、、
『あぁわらびーさんだぁ
ま~くんももうこんなに大きくなって
お元気でしたか』
なんとなんと!!!
母が終末期を過ごした施設の職員さんでした
どうやら町内会の当番で
屋台のお手伝いにやってきたそうです
よくよく話してみると
すぐ御近所さんだったことが判明
『またこんなところで再会できるなんてとても嬉しいです
来月の(施設の)夏祭りにもぜひ遊びにいらしてくださいね』
そう言ってくれて
やはりこれからも時々は息子を連れて会いに行ってみよう(*ゝω・*)ノと
もやが晴れてすっきりした
嬉しい真夏の夜でした