女子医大でセカンドオピニオンを受けた翌々日に
仕事の休みをいただいて
再び実家へと帰省しました。
まさかわずか1週間でまた帰省してくることになるとはヽ(;▽;)ノ

①東京女子医大
②地元の市立病院
③兄の家の近所の大学病院
の三カ所での結果が出そろったところで
主治医の先生と兄と私の3人での
母の転院先についての話し合いを行いました。
まず、②と③は病院間で連携をとっているため、治療方針はほぼ同じで
『術後の後遺症リスクを避けるために生検手術をしてから放射線➕化学療法』
というスタンスで
①は
『右片麻痺のリスクを受容できるようであれば摘出手術によって9割方腫瘍をとってから放射線➕化学療法』

‥究極の選択です。。。
最初に腫瘍をどのくらい摘出できるのかがそのあとの治療に大きく影響するらしいので
できれば摘出してもらいたいのですが
なんだか気持ちがもやもやしたままで
主治医の先生の元へ行きました。
まずは先生の意見を聞かせていただけませんか、と申し出ました。

『私自身、自分の家族が、と考えた上でお話しさせていただきますね。
手術をして治療がひと段落するのであれば、東京女子医大まで連れて行くべきでしょう。
しかしこの病気に関しては、手術をして終わりではありません。
そのあとに放射線、化学療法、リハビリと長く続きます。
いったん状態が良くなっても、また再発してきた時のことまで考えておかなくてはいけません。
一度東京に連れて行ったら、しばらく生活の拠点は東京にする必要があると思います。
慣れない土地で長期に渡り治療を受けなければならない。そこで受けた手術で片麻痺が残るかもしれない。しかもその後、しばらく地元に帰ることも許されない。
果たしてそんな環境の下で、お母様は前向きに治療に臨んでいくことができるでしょうか?』

これには‥‥‥
なんだかハッと気づかされた想いでした。
母の脳にたまっている腫瘍を少しでも取り出して欲しい。
村垣先生に手術をお願いしたい!!!!!
可能性のあることにはなんでもかけてみたい!!!

しかしその一方、、、
治療を受けるのは私たち家族ではなく母なんだ。
手術で怖い思いをするのも
放射線や抗がん剤で苦しい思いをするのも
みんなみんな、母なんだから‥。
_<)
しかも、、
東京で治療を受ければ
私は近くにいるけど
逆に言うと
私以外は誰もいません‥。(かろうじて旦那がいるくらい)
一方、地元には母の兄弟や親戚たちがたくさんいます。
兄夫婦もいるし、旦那の両親もすぐ近くに住んでいます。

でもでも結局のところ、母はどっちを望むんだろう???

叔母が尋ねてくれました。
『わらび~ちゃんが東京の脳外科の名医の先生のところで話しを聞いてきたみたいよ。すごく腕のある先生に手術をしてもらえるみたいだから、東京まで行ってきたら??』

‥これに対し母は
『はぁ(´ヘ`;)?東京とか絶対行かないよヽ(`Д´#)ノうちの主人だって結局、◯◯病院に入院したまま帰ってこれなかったじゃない!!地元を離れる気はないから!!!!!』

_<)
東京女子医大は残念ながら却下です(;_;)(;_;)(;_;)
村垣先生がすごく素晴らしい先生だっただけに
未練たらたらですが(涙)(涙)
断腸の思いです(泣)

地元の市立病院に決まりました。
ω<。)


↓明治神宮へ回復祈願に行ってきました。