だめな自分とともに一生を生きる覚悟を持つ | アスペルガー夫とカサンドラ妻についてとことん語るブログ

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アスペルガー夫、カサンドラ妻について私が思うことをいろいろと記述していきたいと思います。

仕事で単純なミスや恥ずかしいミスをすると

「こんな単純なことでミスするなんて、自分はだめな自分だ」

と思い、「どうやったら、こんな自分を直せるのだろうか?」と思ってしまうかもしれませんが、

「ミスも含めて自分なんだ、こんな自分とともに行きていこう」

と思ってみてはどうでしょうか。

 

以前、

 

「◯◯さんはこういう人だ」と思われたほうが人生かえってやりやすくなる

 

というお話をしましたが、それは自分自身に問うときにもいえます。

 

「自分はこういう人間なんだ」

と開き直ったほうが人生生きやすくなるのです。

 

とにかくいちばん大事なことは

自分で自分を追いつめない

ということです。

自分で自分を追いつめると鬱という病気になります。

 

三国志で敵を攻めたときにわざと敵の逃げ道を開けたという話があります。

敵は逃げ道がないと思えば死にものぐるいで反撃してくるでしょう。

逃げ道があるほうがかえって敵は戦意をなくし、敵を攻めやすくなるのです。

 

「逃げ道を作る」という発想はとても大事です。

 

「自分はなんてだめな人間なんだ」

と思うことは仕方ないとしても、自分自身の心の逃げ道も作っておきましょう。

 

どんな人間でもミスをしない人間はいないですし、優秀な人もそうでない人も

「同等の価値を持つ人間」

なのです。

 

「だめな自分を認めたら向上しないじゃないか」

 

と思った方もいるかもしれません。

 

一見、「だめな自分を認める」と向上心は相反するように思われますが、そうではありません。

 

「自分とはなんなのか」と問うことで、思考がはっきりし、むしろ、そこから向上できるのです。

 

逆に、そこができていないと出発点とならないのです。

 

「だめな自分を認める」とは心のマッサージです。凝っている心をまずはマッサージでほぐしてやるのです。

 

自分を本当に守ってやれるのは自分しかいません。

鬱になってからでは手遅れです。

「だめな自分(だめな自分だと思いこんでいる自分)」を鬱(への入口)から守ることが大事です。