アスペルガー夫と話し合いの場を設けたらよけいこじれた
上記はよく聞く話です。
また、
「筋道立てて説明すればきっと理解してくれる」
と妻が考えて、時系列順にていねいに説明しているはずなのによけいアスペルガー夫が混乱した
という話もよく聞くはなしです。
つまり、上記事実から言えることは
アスペルガーと話し合いをしても話が通じない
→時間の無駄
ということなのです。
また、日本人はお土産を配るときに「これ、つまらないものですが」とへりくだっていうのが美徳だとされてきました。(最近はそういうこともないようですが・・・)
アスペルガーに遠慮した言い方や「察してくれ」という言い方は理解されません。
そのままストレートにズバッと言っちゃったほうがよいのです。
「ズバッと言うのは相手が傷つくのでは」
という余計な心配はいりません。逆に、ズバッと言わないとアスペルガーには伝わらないのです。
話し合いは時間の無駄ですが、どうしてもアスペルガー者に自分の思いを伝えたいということもあるでしょう。
そういうときは、その「自分の思い」を一言に凝縮してまとめて、ズバッとアスペルガー者にいいましょう。
その一言以外はいっさい言わないのです。
アスペルガー者が話を広げようとしてきても、あえて話を広げないようにしてください。
アスペルガー者のへんなふっかけにもスルーしてください。
話を広げてしまうとアスペルガー者の策略にはまります。
相手がなにを言おうがその「ズバッと凝縮して一言」をひたすら押し通し、オウムのように言ってください。
「自分はこういうふうにされたら嫌だ」という核心部分だけを相手が何を言おうが押し通すのです。
「それじゃ相手に100%伝わらないのでは?」
と思った人もいるでしょう。
でもそれでいいのです。
もともとアスペルガー者との話し合いは成り立たないのです。
自分の伝えたい核心を一言に凝縮して伝えて、それをアスペルガー者が承諾しようがしまいがそれでおしまいとするのです。
アスペルガーと話し合いをして抱くのが「伝わらない空虚感(むなしさ)」や「イライラ感」、などですが、それを乗り越える必要があるのです。
「乗り越える」とは、「どうやったらアスペルガー者に伝わるか」ということにエネルギーを割くことではなく、「どうやったら自分の身(精神)を守れるか」に思考をチェンジすることです。
無駄な時間をアスペルガー者と共有せず、その時間を本当に自分にとって必要な時間に使いましょう。