去る7月8日くぴぽのプロデューサーであり、運営でありパフォーマーである
服部さんがご自身のnoteを通じて「2カ月前に東京に移住していた」ことを報告されました。
これを受け、くぴぽさんを知る関西のオタク周辺は一瞬ざわつきました。
おれも一般ファンとは言え、今日まで6年間くぴぽさんを主現場とする関西のファンです。
折角の機会なので思ったことを書き残しておこうと思います。
※2018年3月24日の服部さん
1.くぴぽさんは東京のアイドルになったのか?
なったと思います。理由は3点です。
(1)運営事務所が東京に移転した
今までは服部さんのお家=事務所でした。その組織体が変わっていなければ、服部さんが
東京に引っ越したということは事務所も移転したということになると思います。
※登記や登録等公式な手続きをどうされてるかはわかりません。
(2)活動場所は東京>大阪
くぴぽさんは前々々体制くらいから東京進出を進めてこられましたが、前体制・・・
ちあきさん加入時くらいからより積極的に東京での活動割合を増やされて来た印象です。
現体制となった2024年において、その傾向はより顕著になって来ています。
なお「最近くぴぽさんは東京でばっか活動している」と思われてる人がいらっしゃる
かもしれませんが、2024年7月時点においてそれは正しくありません。
【2024年1月~7月(予定含む)地域別ライブ回数と構成比】
回数(構成割合)/平日割合
①東京(横浜含む)39回(59%)/7.7%
②大阪(京都含む)26回(39%)/23.1%
③その他(名古屋) 1回( 2%)/0%
------------------------------
66回(100%)/13.6%
※トークショー、クラファン返戻企画、及びソロ出演は除く
となっています。
ざっと言えば東京:大阪=6:4。
この結果を見て偏りを感じるか否かは個人の判断によるところでしょうが、おれは
大きな偏りとは感じません。焼酎のお湯割りだったら一番美味しいと言われるレシオです。
なお、大阪のライブは東京に比べ平日の割合が高くなってますが、服部さんが何とか
大阪でもライブしようと多少ご無理されてもねじ込まれたのかなぁと思っています。
【2024年5月はくぴぽ東京移転記念月?】
あと、5月は大阪のライブ0回でしたが、逆算するとこの月は服部さんがお引越しを
された月で相当お忙しかったんだと思います。
この月を境に「ホームが移った」と言えるかと思います。
(3)メンバーの半分が東京在住
全メンバー6人中、3人が東京(エリア)にお住まいです。
納税の観点からも一番沢山住民税払ってる地域が拠点と言えましょう。
2.くぴぽさんの東京移転について
(1)おれは支持します
・・・と言うか以前から、おれは度々服部さんに東京に住むよう進言してました。
理由は「東京での活動を増やす=今以上に売れるため」です。
そう考えるポイントは4点です。
①マーケット価値が高い
売れるということを「量的拡大」と定義した場合、マーケットの大きさは非常に重要です。
東京は人口が多いのはもちろん、日本のショウビズの中心地ということで有効な市場、
つまりオタクが多いです。
同じ30分のステージをやっても、東京とそれ以外の地域では価値が違います。
②移動の負担が少ない
服部さんもnoteに書かれてたと思いますが、長距離ドライブとライブの繰り返しは
ホント大変だと思います。移動は肉体的にも時間的にも経済的にも負担が大きいのは
間違いないでしょう。
「東京を活動の中心とする」と決めたのなら、東京に移住するのは極めて合理的な行動
だと思います。
③大阪よりやりやすい(推測)
おれ自身は東京でくぴぽさんのライブを観たことないのでわかりませんが、一説によると
東京の方がくぴーぷる(くぴぽさんの熱心なファン)の人数も多く、盛り上がりも大きい
らしいです。演者さんとしては単純にやってて気持ちいい・やりがいがあると思います。
④イノベーションが必要
活動10年を迎えたくぴぽさん。その間メンバーは何十人と変わり、持ち曲も増え、
グッズが揃い、服部フェスを代表とする主催イベントが増える等、様々な変化を遂げて
こられました。
しかしパフォーマンスに目を向けると、2020年頃からほぼ変わっていません。
最近のパフォーマンスは、良く言えばフォーマットとして完成された状態にあり、毎回の
ライブはセトリ以外に違いはありません。そうなるとショーとしては「飽きられてしまう」
可能性が高いです。
これはあくまでおれの邪推であり、関西エリア限定の話となりますが、10年という
長い活動期間がありながら、主現場オタクは常に流動し、ほとんど蓄積されていないのは
そーゆーことなのかなぁと思います。
今やフロアライブは珍しいものではなく、くぴぽさん以上に過激なパフォーマンスを
するアイドルさんは沢山います。他のアイドルさんと差別化を図る上では、そろそろ何か
「新しいモノ」が必要なんじゃないかなと思うわけです。
ドラッカー博士の言葉じゃないですが、組織を維持するにも発展させるためにも
イノベーションは不可欠です。今、くぴぽさんはその歴史上最も「安定した」状態にあると
思いますが、だからこそ、今のくぴぽさんに必要なのがイノベーションだと思います。
しかし組織内部からイノベーションを起こすのは、そう簡単ではありません。
外的要因・・・つまり東京移転はイノベーションを起こすきっかけとして大いに期待できると思います。
(2)嬉しかった
おれは本質的にはDDなのですが、仲良くして下さってるオタクの皆さんからは
「くぴぽのオタク」として認識されているようです。
「くぴぽが東京に移転して寂しくないか?」とよく聞かれますが、実は全く寂しく
ありません。むしろ嬉しかったです。
以下は、おれの勝手な感想ですので、どなたも気にされないでいただきたいですが、
おれがくぴぽさんを主現場にして6年間の観察で、リーダーの服部さんとメンバーの間で
アイドル活動に対する意識(目的)の違いや熱量の差を常に感じていました。
こーゆーこと書くと怒られるかもしれませんが、服部さんとメンバー間で今まで1度も
アイドルとして目指す方向性や目的が一致したことなかったんじゃないだろうかとさえ
思っています。
その根拠については、既に脱退や引退をされた人もいるので個々には言及しませんが
服部さんに関しては「生活のためのアイドル」「くぴぽを維持することが目的」って感じが
して、正直物足りなさを感じることも時々ありました。
※誤解がないように強調しておきますが「生活のため」や「維持が目的」は決して
悪いことではありません。ファンにとって一番のアイドルの条件は「辞めないこと」
というのがおれの持論です。なのでむしろこれは「良いこと」と言えます。
服部さんに感じた物足りなさというのは、パフォーマンスのクオリティではなく
服部さんがご自身を抑圧的に制しているのではないかと・・・つまり
「やりたいことをやってない」風に見えたのです。それもチームの安定・維持のために。
なので服部さんが今このタイミングで「自ら変化を作り出した」ことがとても
嬉しかったのです。
(3)関西オタク界隈の反応
くぴぽさんは、関西エリアではそれなりに有名なアイドルグループです。
今回の東京移転がどんくらいインパクトを与えたかなと独自に調査しました結果は・・・
・・・意外と界隈の反応は薄い印象です。
そもそも服部さんの転居を知らないか、知ってても興味がない人が多かったです。
で!
おれはここで思い出しました。基本的にオタクの人は自分の推しグループ以外に
興味がないということをw
おれ自身を振り返ってみても、何回も観て割と気にいってるグループさんでも
どこ地域のアイドルさんか知らないし気にしたことなかったです。
受け入れられる東京での評判はどうだか知りませんが、10年活動してきた大阪でも
こんくらいの反応ですから、なおさら東京移転は良かったんじゃないかなと思います。
3.東京くぴぽに期待すること
現時点において東京移転は「ただ住環境が変わった」だけに過ぎません。
「ここから何が始まるか?」ファンが注目するのはそこです。
(1)まず第1に売れて欲しいです。
ここで言う売れるは「知名度を上げる」ことです。それ以外の収益の拡大等は次の段階で
良いと思います。知名度を上げる・・・それも何となく大阪時代よりは売れたかなぁではなく「圧倒的に」「見える形」での変化を期待します。
それで古くからのファンだったと威張りたいわけでも、沢山持ってるくぴぽグッズを
高値で売りたいわけでもありませんw
「東京で成功して喜んでる服部さんの姿を見たい」それだけです。
(2)できるだけ長く続けて欲しい
くぴぽ20周年は東京で・・・とまでは言いませんが「石の上にも3年」って言葉もありますし
そんくらいは頑張って欲しいなと思います。
もちろん経営判断が最優先になると思いますが・・・。
(3)服部フェスは続けて欲しい
毎年、大阪の服部緑地野外音楽堂でってのが理想ではありますが、大きなイベントですし
・・・そこはまぁ「上手くやって」欲しいなと思います。
期待というより個人的な要望を書いてしまいましたw
おれは一般ファンであり「善良なる観客」なのでお許しいただければと思います。
4.今後の応援について( as a fan)
この先もくぴぽさんは変わっていくと思います。
ライブ活動は更に東京エリアが増えるでしょうし
チェキは東京相場(1500~2000円)になるかもしれません。
ひょっとしたらあんだーすたんどみゅーじっくのラップ部分の歌詞が変わったり
・・・さすがそれはないでしょうが、随時、東京にローカライズ(※)されていくと思います。
もちろんメンバーだってこのままずっとってわけじゃないでしょう。
おれはくぴぽファンとしてどんな変化でも受け入れる・・・と断言はできませんけど
恐らくたいがいのことは受け入れられるんじゃあないかなと思っています。
前述しましたけど「ここから何が始まるか?」とても楽しみにしています。
一番つまんないのは、この後何か月も経ってから
「くぴぽ東京行ったけど、全然変わってないなぁ(※※)」
とか思うことです。
、
こんだけ書いといてなんなんですが、服部さんがどこまで考えて、東京に移住されたか
知りませんので、過度な期待は持たないよう気を付けようと思います。
でも、やっぱ期待しちゃうんですよねー。おれはくぴぽさんが好きなので!
※東京がアイドル文化の中心地と考えればグローバライズのが正しいかもしれません
※※パフォーマンスの内容とかじゃなくて、グレードとかステイタスってことです。
・・・てなところで、本日の記事はここまで!
ではまた次回!
【今後の記事の予定】
①くぴ ぽ学園(2023.9.17)
②ラル ゴのスプーン(2023.9.24)
③Zee la10周年100番勝負「色 々な十 字架/そこに鳴る」(2023.10.13)
④うぃーくえんど大阪おひる&よる(2023.10.15)
⑤私立くぴ ぽ学園 う の誕2023ワンマン(2023.10.22)
⑥私立くぴ ぽ学園~sinΘ÷cosΘ÷三元豚~(2023.10.28)
⑦カ ナビスLAST2MAN(2023.10.28)
⑧生前 葬 拾周忌(2023.11.26)
⑨Mashup(2023.12.17)
⑩私立く ぴぽ学園(2023.12.18)
⑪Year end(2023.12.30)
⑫まき 誕2024ワンマン(2024.1.8)
⑬LOVE&JOY EXTREME PICNICvol.1(2024.1.14)
⑭Can't wait vol5(2024.1.31)
⑮spice it up(2024.2.4)
⑯Hallo Tn aka(2024.3.3)
⑰最高 フェス Vol.22(2024.3.9)
⑱LOCK THE NIGHT vOL.03(2024.3.10)
⑲酔 音祭2024大阪(2024.3.10)
⑳.緊急Happy FANJ party(2024.3.27)
21.服 部フェス2024(2024.3.30-31)
22.4人のLy smと大阪に刻んで(2024.4.6)
23.MARK PARTY(Ma NaMa Na2周年)(2024.4.7)
24.Mashup(2024.4.14)
25.spice it up(2024.5.3-4)
26.ゴキ 帝ツアー2024大阪(2024.5.17)
27.mashup ロックの日(2024.6.8-9)
28.SICKxIDOLSxSICK(2024.6.15)
29.なに わともあれ環状 暴走編(2024.6.16)
30.私立く ぴぽ学園むぎこ誕2024(2024.6.21)
31.su isui5周年ワンマンライブ「forever」(2024.6.23)
32.Amuse ya マナ マナvsネム レス(2024.7.8)
--------------------------------------------------------以下、備忘の為
済:The Patti現体制ルカユウラストワンマン(2024.5.8)
〇私家版「魔法 女子☆セイ レーン3/4史」第3章
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