11月になり、稽古もいよいよ本格的になってまいりました。
今日初めて知ったのですが、先日の出演者による稽古場ブログにて私の台本が鬼台本と書かれてしまいました。
理由は分かっています。
ト書きやら、(誰々に向けて)こう言う等の方向があまり書かれていないからでしょう。
「読めば分かるでしょう」とのS的な発言が元になったかとも思われますが、いつ稽古場で刺されるかも分かりません。
今後は背中に少年ジャンプなどを仕込んでおこうと思います。
そんな訳で
2人目の役者紹介です。
福岡 勝さん
劇団・・で良いんですかね、月猿人(ムーンサルト)の主宰さんであると同時に脚本家・演出家・役者
4足のわらじを履きこなし、それでいてとっても腰の低い方でございます
僕は20代からお付き合いをさせて頂いておりますが、この方が居らずして現在の僕はいないと言っても過言ではありません
沢山の事を教えていただき、勝手ではありますがある意味苦楽を共に過ごしてきました
ああ、想い出みたいですいません
このお方、実際ただものではありません
以前にも僕の作・演出の作品に出て頂き、喧嘩別れをした彼女が事故で死んでしまったという、やり場の無い悲しみを持った男性を見事に演じてきって下さいました
悔しいながらわたくし、稽古場で泣かされました
ああ、想い出みたいですいません
僕とタメです
あ、とっても声が大きいです
それからお芝居はさすがに上手いです・・が、僕としては何とか見た事ないお芝居を引き出せたらと企んでおります
4足のわらじを履きこなす男はきっと何でも知っているんでしょうね
その方に挑もうとしている無謀な僕はカウンターを食らって演出席にて瀕死状態でノビているんでしょう
そんな僕を見下ろし
「阿部よ、お前の力はこんなものか?引き出すという言葉の意味を地獄で探して来い。」
はい、探してきます
そんな豪力な演劇人、福岡勝さんも出演
ザレ×ゴト第3回本公演
『今夜、僕は空を飛べるのか』
12月15日(木)~18日(日)
@参宮橋シアタートランスミッション
予約開始までもうほんとにあとわずか!!