基本、一方的に叩きのめされる刃牙ですが、
意外な登場人物が現れます。
「範馬雄一郎」 勇次郎の父親、刃牙のお爺ちゃんです。
まさかのオカルト的展開です。
このおじいちゃんがまた凄いんですが、
終戦後も、一人無人島にこもって、米軍と戦い続けたというのです。
しかも素手で…。
凄まじい膂力で敵兵を掴むなり、叩きつけて殺害、
それを投げつけて、さらに殺害。
尚且つ、アメリカが誇る第七艦隊の旗艦アイオワに単身乗り込み、
敵兵を掴んでヌンチャクのように扱い、全員が艦から逃げ出すという、
凄まじいエピソードが綴られます。
ちなみにこの人間ヌンチャク、米兵に「ドレス」と称されます。
この範馬雄一郎に関しては、愚地独歩のスピンオフ作品
「拳刃」に登場しています。
柔道家の木村政彦をモデルにしているんですよね。
だから力道山的な相手と、八百長試合中の行き違いから
ボコボコにやられたりします。
いやぁ、でもそれはないでしょ…。
それじゃ普通の人間じゃん。
過去のエピソードとの釣り合いがとれないでしょ。
こういうことが、たまにあるんだよなぁ。