ライディングテクニック?Vol.2 | ZAPPER Racing

ライディングテクニック?Vol.2

前回の続きです。今回は目線について、これは走行する舞台が、公道であってもサーキットであっても同じです。乗り物を操縦するうえで最も大切なものと思います。

例えば、公道で対向する自転車で正面衝突しそうになった経験、または目撃した事はないでしょうか?5~6mもある道幅で、たかが50~60㎝ほどしかないハンドル幅の自転車が正面衝突するなんて一見すると奇跡的だと思いませんか?または人同士の正面衝突も同じです。

これは対向する双方が相手の出方、行く方向を注視しているからなのです。人間は注視している方向に進もうとする習性があります。例えば直進している車両の前を何か(車両、人、など)が横切った場合、通過後の方向に舵(ハンドル)を切ればよいものなのに、横切ったものを注視するあまり通過する方向に、舵を切って衝突する事例が多々あるようです。もちろん、これはカーブを曲がりきれなかったりしてガードレールに衝突や、対向車線に飛び出したりする場合も同じ現象の場合があります。俗に、進むべき方向と違うところに目が釘付けになった!と云われる事です。

これらは訓練によりある程度は防げることもあります。というのも目線は進むべき方向を見ていて、周辺に気を向けることです。
例えば約2mほど離れた壁に向かって一点を見つめます。視線はそのままで周囲に何があるか?何が動いているのか?を視界の許す限り確認するのです。ときどきこの訓練をしてみて下さい。そして、走行中は何が何でも進むべき方向を見ることを意識していて下さい。

これらをできるようになれば、まず、訳のわからないコースアウトや、目が釘づけになっての事故や単独クラッシュは極力少なくなると信じています。

以上、事故のない、安全なバイクライフを送っていただきますことを願っています。