急ぎの修理 | 蔵のスキンヘッドおじさんのブログ

急ぎの修理

「まけ」の子がアメリカで留学している「まけ」の子に見つけて貰って購入して送ったのが前回のエアーストリームと一緒に来た

 

3月下旬から修理したりして車検を通して

 

5月の連休に初めてのロングツーリングでてエンジンが壊れた

 

彼にはもう金が無いし夏休みまで暇もない

 

で 私が手持ちパーツで直してやることに

 

私の言いつけ通り初めてのハーレーはスポーツター

 

1962のXLBです

 

サッサとエンジンを車体から降ろしてエンジンスタンドに固定

 

上からと両サイドからバラして行きました

 

随分とゆるくなったエンジンでした

 

総てにおいてクリアランスが有りすぎる と云うか

 

ピストンも070インチオーバーサイズが入っていました

 

多分ですが4回のフルオーバーホール済み

 

アメリカ人は繊細さが皆無なので010≒0.25mm単位のオーバーホールなんてまずしない020≒0.5mmで初めから削って傷を落とすのが普通

 

つまり 020 040 060 そして 何処かに070になる010のホーミングをしてる

 

今の傷は010≒0.25mmでは落ち切らない、故に020は必要

 

ピストンは最低でも070+020の090オーパーサイズが必要

 

純正は080≒2mmオーパーまでしかないのでアフターマーケットになる

 

それより軸受のブッシュが全部ゆるい 打ち直しが必要

 

カムも偏摩耗しててオシャカ

 

有るから良いけど物凄い量の新品パーツを消費して呉れそう

 

どうせならとSさんにボーリング&きさげ加工をしてもらおうと思ってます

 

まさか070まで行ってるなんて思わなかったが、純正の020・030・040・050・060・070・080とアフターマーケット:ホンダも純正採用のアートの090・100を用意して来てラッキーだった

 

シリンダーとピストン持って明日行って来ます

 

 

 

XL系090≒2.25mmオーバーサイズ

12:1のハイコンプ、XLCHよりもハイコンプになります

090はハイコンプしかなかったのでこれを組みます