《静岡限定ラーメン探訪●冬の厨&BOSS編》
仕事帰りに、お気に入りの静岡ラーメン店
『麺屋厨』
に立ち寄り、限定ラーメンを堪能するのが、ツライ仕事を乗り越えた自分にとっての貴重な御褒美。

我が人生で数少ない楽しみの1つと化して、随分久しい。
毎週木曜開催の《麺屋BOSS》に至っては、尚更である。
先週の注目の本日限定ラーメンは、
『もっちもちワンタン醤油ラーメン¥1100』
であった。

ラーメンの具において、ワンタンは、チャーシュー以上に、其の店の個性が発揮される部門であり、今作では、水餃子かと思わせる大ぶりで弾力豊かな存在感に驚かされる。

ラーメン自体は、オーソドックスな中華そばだったので、ワンタンのインパクトが面白く効いて、飽きさせない食べ応えを描いていた。
そして、今週のBOSSで、満を持して、御披露目された限定ラーメンこそ、
『背脂生姜塩ラーメン』である。
せっかくなので、『味玉入りバージョン¥1250』に格上げし、更に調子に乗って『白ご飯&カレー風味から揚げ2個セット¥450』を追加し、欲張りラーメン定食にカスタマイズして、存分に向かい合う。

アッサリ塩ラーメンの水面に煌めく背脂の眩しさを、おろし生姜が颯爽と交わり、罪悪感を中和させ、食欲を煽る。
爽やかに絡まる勢いに任せて、カレー風味から揚げを豪快にカジリつけば、スパイシーなジューシー感のテンポに白飯も活気づく。

ワンパン・ツーバン効果も拍車が掛かり、総てにおいて、罪な完成度と云えよう。

そして、木曜のBOSS以外のレギュラー枠でも待望の期間限定メニューが一新されたので見逃せないと駆け付ける。
週末に、腹を空かせて、遭遇した逸品こそ、
『マシマシ油そば』だ。
せっかくなので、最も格上の
『豚マシマシ油そば¥1300』
にグレードアップして、ガッツリと対峙を楽しむ。

貫禄タップシに分厚い煮豚が丼に君臨し、圧巻の迫力を放つ。

特製ダレと具と麺を暫し掻き混ぜた後、一心不乱に啜り上げれば、ニンニクが効きまくった濃厚な味付けに、特注サイズのちぢれ太麺が力強くガシガシ絡み合い、胃袋へとフルスイングを極め、振り抜く。
煮豚の豪速球が、醍醐味を加速させ、突き抜けてゆくのも快感を更に震わせ、箸が進んだ。
麺を食べ終えた後、白ご飯(中)¥250を投入し、
《追い飯》
で頼もしくゴールするのも、油そばならではの魅力が疾走する。

白飯にタレ本来の底力が染みて、躍動感みなぎるのはフィニッシュに相応しいエネルギーをダイレクトに感じた。

最後は、名物スイーツ『和三盆プリン¥100』で甘く〆ゆく。

ニンニク効果が絶大だったので、舌を癒すには、格好の甘いフォローであった。

まだまだ寒さが厳しい今年の冬を様々な熱気で忘れさせてくれる強力なラインナップに今後も頼りにしたいと素直に思う2月の寒い夜なのであった。
では、最後に短歌を一首
『寒空に 追い掛け混ぜる 湯気の渦 熱く活きづく 満タンの汗』
by全竜
今週頑張ったこと