《静岡朝ラー探訪●土用の丑の日編》
今日は久々に日曜休みが貰えた。
しかも、土用の丑の日。
早起きして鰻を食べに行く。
普段ならば、老舗の鰻屋で舌鼓を打つのが恒例なのだが、今日は、アクセル全開で静岡流通センター通りへ向かう。
目的地は、朝ラーの聖地の1つ
『らぁ麺ここん』

通常は、日曜定休なのだが、1日限定で、
《土用の丑の日祭》
を開催すると知り、馳せ参じた次第なのである。

早朝6時半に到着したにもかかわらず、既に行列が出来ており、驚く。
鰻と朝ラーの威力恐るべしとつくづく実感しながら、最後尾に並ぶ。
呑気に待つ鼻腔を鰻独特の芳しき香りが罪深くくすぐる。
朝7時を回り、待望の開店時間、登場したマスターの挨拶に一同、拍手を交わし、暖簾をくぐる。

狙いは、勿論、1日限定の大看板
『鰻重&冷やし中華セット¥3000』
の1択。
朝食でいきなり¥3000は、法外かもしれないが、鰻とラーメンのゴールデンコンビなのだから、悩むのは野暮の一言やと、食券ボタンをピッと♪
肝焼きが無いのは残念だが、お冷を傾け、待ちわびていると、いよいよご対面。

イヤハヤ、御両者共々神々しいオーラが御来光の如く降臨し、何とも目映い。
早速、鰻重から贅沢に味わう。

芳ばしくフックラ焼き上げた鰻の口溶けが、妖艶に胃袋に染み入る。

天下無敵の溶解度と云えよう。
すかさず、傍らの冷やし中華にも箸を伸ばす。

皿ではなく丼入りの汁だくタイプは、斬新の様式美で艶やかに輝く。
白ネギがタップシ盛られ、夏野菜とのコラボレーションが美しい。

冷しラーメンに近いニュアンスだが、麺を啜った後、余韻の酸味が薫る喉越しの心地良さは、王道の冷やし中華の魅力が追いかけ、酷暑に相応しい御馳走の感動を奏でゆく。
早起きして駆けつけた甲斐があったと素直に思う7月の眩しい朝なのであった。
では、最後に短歌を一首
『早起きや ラジオ体操 耳に馳せ 啜るひと汗 鰻登りに』
by全竜