※ネタバレか否かは、読者の自己責任なので、あしからず
シネマ#69
『トイ・ストーリー5 (吹替)臨場感シアター版』
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n新静岡セノバ
監督・脚本/アンドリュー・スタントン
声の出演/唐沢寿明●所ジョージ●日下由美●竜星涼●広瀬アリス●佐野勇斗etc
2026年●アメリカ/ディズニー●ピクサー

採点/83点
云わずもがな、国民的アニメシリーズ待望の最新作第5弾。
と云えども、元々、と云うか、オッサンの身分ゆえ、あまりアニメを観ない性分なので、全編キチッと観たのは1作目のみで、3と4は、金曜ロードショーでザッピングしながら見かけた程度。。。
今のワールドカップに突っつくぐらいの、にわかレベルなので、たいへんお恥ずかしい了見だが、それでも面白さに直ぐに惹かれ、気付くと独り泣いてしまっていたから、イヤハヤ恐ろしい。。。
今回、先ず驚いたのは、主役の座をウッディからジェシーが受け継いで、大活躍していた事だ。
男勝りで健気なカウガールの冒険が頼もしく可愛らしい。
ちなみに、代理巡査のバズは、冒頭からミニオンズばりの軍隊を結成しており、もはや、2番手なのか3番手なのかワケが解らない暴走で終始、無敵で突っ走っていたのが笑いを誘う。
ある日突然でもあり、今なんやから来るべき時は来たと覚悟させた最大の敵こそ、カエル型タブレット・リリーパッドの登場は、老若男女問わず情報社会の遊びアイテムの象徴と云えよう。
てっきりアナログVSデジタルの玩具戦争に突入し、最新鋭リリーパッドが暗躍しては、時代遅れのジェシー達が翻弄され、苦闘するような勧善懲悪モノかと安易に勘繰っていた。
我々世代のテレビゲーム排斥運動を彷彿とさせるような、残酷な対立構造を勝手に予想していたけど、そんな単純なこしらえ方であるワケが無い。
オモチャだけでなく、文化は必ず飽きられる運命であり、自分の個性を精一杯引き出し、如何に魅力を惹きつけてゆくかは、永遠のテーマとして語り継がれ、時代が構築し、前進してゆく。
大切な仲間との絆を深めてゆくためには、古い新しいも関係なく、必死に取り組まねばならない。
本当の友達とのために、とても大事な姿勢に気付いた時こそ、真の冒険が繰り広げられて、涙を呼ぶ。
自分が子供の頃、玩具を介して、友達との仲を楽しく深めていった貴重な日々が蘇り、胸が熱くなる。
たかが玩具、されど玩具、、、である。
まさか今日《温故知新》の意味を学ぶとは予想だにしていなかった。
玩具がここまでやるのは、さすがにやり過ぎやろと、引いてしまった展開はあったけど、、、
物語が深く、純粋で尊いからこそ、此のシリーズが長く愛され続けている由縁を知る事ができ、涙を拭いながら納得した。
もうすぐ、40年来の親友の誕生日が近づいているので、今年はトイ・ストーリーのグッズをプレゼントしようかなと、ショーケースを覗き、迷う。
そんな呑気な7月の帰り道なのであった。

では、最後に短歌を一首
『星招く 笑みに使命を 繋ぐ旅 波越えて今 友達のとき』
by全竜