《午後11時のグラビア美女図鑑》
第37夜
『YUKO FEEL SO FREE』
主演/浅野ゆう子
1985年●パイオニア●RVCコーポレーション

今更ながら、『EIGHT JAM』の特番
《日本女性アイドル史スペシャル》
を観る。
元祖・南沙織・天地真理から始まり、松田聖子、中森明菜、ピンク・レディ、小泉今日子、おニャン子クラブ、モーニング娘、広末涼子、AKB48、ももいろクローバーZ、FRUITS ZIPPER etcetc昭和〜平成〜令和へと駆け廻る時代の女神たちの激動期はとても見応えがある企画であった。
だが、私は、70年代アイドル黎明期より活躍したレジェンドがスルーされていたのが、とても遺憾に思い、仕方無い。
せっかくなので、
W(World)B(Bikini)C(Classic)日本代表レジェンドチーム
《5番・二塁手》
として、抜擢したい歴史的名選手こそ、
永遠なるスター
《《浅野ゆう子》》
である。

10代から神憑りな大人びたプロポーションと色気が、残念ながら、逆に仇となり、清純派アイドルとして大成できなかったが、ヒットメーカー筒美京平と組んで発表された
『セクシーバスストップ』
は、正真正銘の傑作ナンバーとして、歴史に残すべきであり、番組でも取り上げるへきだったと未だに思う。

其の後、持ち前の抜群なる八頭身ボディを最大限に活用し、グラビアモデルに転身。

名門カネボウ化粧品キャンペーンガールを歴任するなど、一世を風靡し、世の男性の視線を釘付けとする飛躍を遂げた。

新たな成功を求め、妖艶な大人の女の罪な色気を武器に変え、再び歌手としても挑んでレーザーディスク&イメージビデオ作品に製作された今作は、セクシーバスストップと並ぶ代表曲
《サマーチャンピオン》
を筆頭に、大人向け歌謡曲のプロモーション映像と共に、艷やかな天性のミューズの頂点を目指し、新境地への疾走感溢れる完成度を誇っている。

アメリカ海岸での斬れ味鋭いハイレグ水着を着こなす堂々たる貫禄の見事さは勿論、多彩なレオタード姿を披露。

当時、大流行していたエアロビクスをハツラツと繰り出すダンスパフォーマンスは、真骨頂の脚線美を最大限に光らせ、健康的な女らしさも際立たせており、振れ幅の広さはやがて直ぐ後のトレンディドラマ女優の成功を予見させ、改めて彼女の神々しさを実感した。

途中でいつの間にかルームメイトになっている友人が誘拐され、奪還すべく、悪漢どもとド派手なカーチェイスを繰り広げる急展開は、既にサスペンス女優として地位を確立していたプライドの賜物と云えよう。

水着だけでなく、大胆なセミヌード姿も披露していているが、かつてリリースした写真集から画像を転用した粗く粗雑な演出は、
「ツートップ以外は私の総てを観せても構わない」
と自ら公言していたポリシーとは反しており、とても残念な印象を受けてしまった。

其のもどかしさが、87年に発表されたセクシー写真集史の金字塔
『NIGHT ON FIRE!』
誕生の点火へと繋がってゆくのかと思うと感慨深い。

毎年恒例だったSUNTORYウイスキーカレンダーシリーズも忘れがたい傑作揃いである。

現在は、大御所女優の貫禄を似合う登り詰めたが、斉藤慶子や宮崎美子etc還暦後もセクシーグラビアを復活させた名跡はまだ記憶に新しいので、満を持しての第一線に帰還する日をファンとして夏の夜に希望してしまうフシダラな休日なのであった。

では、最後に短歌を一首
『朝やけの 覗く窓辺や 揺らめきに うずくまる意味 恋よ難し』
by全竜
そして、恒例の《スッポンポンデータ》で候

《プロフィール》※撮影当時
25歳
(1960年生まれ)

《スリーサイズ》※1980年発表資料
バスト●81(推定・Dカップ)

ウエスト●55
ヒップ●87

《年齢制限区分》
なし
《全編》
50分
《お楽しみ時間》
約17分
《お楽しみ時間所有率》
34%
《水着の披露》
あり

(ハイレグ)
①ホワイト(写真集より回想)
②ゼブラ柄(写真集より回想)

(ビキニ)
①ブラウン
②ホワイト
③ブラック(写真集より回想)
④レッド(写真集より回想)

《ランジェリーの披露》
あり
(写真集より回想)

《セミヌードの披露》
あり
(但し、手ブラなど写真集より回想)

《その他》
レオタード
(ゴールド・ピンク・ブラック)

《プロポーション》
★★★★★

《芸術度》
★★★☆☆

《物語性》
★★★☆☆

《エンターテイメント性》
★★★★☆

《興奮度》
★★★☆☆

《オススメ度》
★★★☆☆

《総合》
★21