《全竜の静岡グルメ探訪●田丸屋本店編》
前回は、CoCo壱番屋にてカレー食レポを続けた反動で、異なるベクトルから刺激を嗜みたくなった。
静岡で刺激的グルメの象徴と云えば、やっぱし、
“わさび”に尽きるだろう。
ってなワケで、久々に静岡市駅前銀座の
『田丸屋本店』
へ久し振りに暖簾をくぐった。

云わずもがな、静岡におけるわさび漬の老舗である。
本店は一角にイートインスペースでランチを楽しめるので、呑気に腰を下ろす。
十八番のわさびに因んだメニューが揃う中、中心核の
『わさび漬丼定食¥1250』
を選択し、御膳と向かい合う。

看板の金印わさび漬を鰹節ご飯に乗っけて味わう静岡御当地めしの代表格である。

ご飯とわさび漬が一体化するまで、丁寧に掻き混ぜた後、一心不乱に味わえば熟成したわさび漬の斬れ味鋭い辛味が身体の痛点を玩びながら駆け巡った。

次に蒲鉾や薬味を添えて、口に運ぶ。

蒲鉾のバウンドが、わさび漬の刺激を弾ませ、食欲を盛り上げてゆく。
副菜の天ぷらも、わさび塩で味わう徹底した演出が面白い。

わさび塩効果でカボチャなどの野菜の甘味が引き立ち、魅力が輝く。
蕎麦にも蒲鉾にわさび漬を乗っけて、トッピングしながら、啜ると、痛快な喉越しが光り、興味深い。

最後に温かい出汁を掛けて、わさび茶漬けにして〆括る。

グレードアップしたわさび茶漬けに昇華し、サラサラ模様も鮮やかなフィナーレを飾った。

せっかくなので、デザートもわさびで統一したくなった。

そこで、本店名物
『わさび&バニラのミックスソフトクリーム¥450』&
『山葵ジンジャーエール¥330』
のわさびコンビで刺激的にゴール。

わさびソフトは、バニラのコクを追い掛け追い抜くわさびの痛快な疾走感がクセと化す。


一方、初遭遇の山葵ジンジャーエールは、生姜とシンクロする炭酸との並走が心地良く、爽やかな清涼感に浸った。

完食し、一息着いたら、販売スペースを暫し散策する。

王道のわさび漬だけでなく、バラエティに富んだ様々なわさび食品が集い、愉快な世界だ。
もうじき、ホワイトデーなので、職場にお土産を買っていこうと思い立ち、お菓子コーナーを覗く。
いかにも刺激的なグリーンが映える危なっかしい美しさに惹かれ、
『わさびピーナッツ』
を購入。

辛いのが苦手な人には、駿河湾の名産
『桜海老かるせん』
を購入した。

そして、今月を以て、対処する同僚の寮母さんには、世知辛い職場で散々“辛かった”日々を讃え、
『田丸屋社長厳選お気に入りセット』
を餞別にチョイス。

渡す時のリアクションが実に楽しみである。
では、最後に短歌を一首
『ホワイトデー 刺激を込めて エメラルド 余韻鋭く 涙を貴女(きみ)に』
by全竜
