シネマ#8

 & 

《シネマ介護入門》 

・医学一般●医療環境および連携ケア●排泄介助etc 


 『はたらく細胞』

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n金曜ロードショー


 監督/武内英樹


 原作/清水茜 


 出演/永野芽郁●佐藤健●芦田愛菜●加藤清史郎●山本耕史●仲里依紗●松本若菜●染谷将太●板垣光人●深田恭子●マイカビュ●小沢真珠●Fukase●光石研●D・JKOO●塚本高史●片岡愛之助●阿部サダヲetc 


 2024年●日本 






 採点/73点 


 去年、気になっていたものの、見逃していたままだったが、先週、まさかの金曜ロードショーで放映されると知り、驚き、すかさず録画。

休日を活用し、ゴロゴロと鑑賞。

って云うか、永野芽郁は禊ぎは済んだのか?!

オンエアを決行した日テレの英断と、芸能界の免疫事情が駆け巡りながら、観つめる。

人体に酸素や血液を運ぶ赤血球(永野芽郁)と、ウイルスを倒す白血球(佐藤健)を主軸に、体内を守る細胞達の活躍を描いた物語。

擬人化する噺やと、どうしても、其の彼ら自身の中はどうなってしまうのだろう?
と悩み、永野芽郁の体内の細胞はどんな仕組みとなるのか?
ワケの解らない疑問のループにハマり、気が散ってしまうのだが、山本耕史や仲里依紗etc援軍が大活躍し、香港アクションを彷彿とさせるワイヤーアクションを展開する迫力の死闘は、ド派手に繰り広げ、最後まで飽きさせなかった。




排泄にも丁寧かつ愉快な例えで描写しており、介護福祉士として興味深い場面が続き、面白かった。

原作アニメでは笑いを交えてエンタメ的に畳み掛けるのは不可能であり、実写版だからこそ成立できたと云えよう。



長距離トラック運転手の阿部サダヲと、其の娘の高校生・芦田愛菜の父娘の2人の体内をそれぞれ舞台としているのはユニークな設定で興味が湧く。

案の定、父は不摂生で、娘は健康的と、オッサンと女のコとの対照的な人体環境であり、笑いを込めて比較しながら、並行して進むのかなと思っていた。



ちょっと大袈裟な比喩表現に呆れ、わらいながらも令和の『ミクロの決死圏』であり、リアルなウルトラセブンVS宇宙細菌ダリーの闘いを観戦するかの如くな呑気な了見で。。。

しかし、途中から、突然の病に襲われ、健康なハズの芦田愛菜の体内の方が深刻な状態に追い込まれる危機に事態は急変するのが、今作の大きなポイントとなる。

心身の健康状態が一気に立場を逆転させ、細胞達の真価がシリアスに問われる窮地が、今作の大きな醍醐味であると気付く。



病院で闘病する娘を必死に励ます父の姿勢を通して、体内の神秘にクローズアップする世界観に惹き込まれていき、気付くと泣いている自分自身の身体に驚いてしまった。

今作の様に、最後まで諦めずに、体内の細胞達が闘い抜いたら、セカチューの長澤まさみだけでなく、夏目雅子も、元気に明るく蘇ったハズやのになぁ〜〜。。。

と、映画として現実とフィクションが錯乱しながら、涙が勝手止まらなくなり、制御不能に陥ってしまった。

改めて、病は気からやと思う。

そんなモロい私は、やっぱし不健康なんやと自覚する。

自分自身がしっかり病院に受診しようと思う2月の午後なのであった。

では、最後に短歌を一首

『鉄拳や 染みる外敵(ウイルス) 撃破せよ 耐えてこそ湧く 燃えよ!血の珠』
by全竜

 



 

 

 

 

 

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Ameba映画部