秋の夜長に月が涼しく似合う季節が漸く訪れてきた。
ゆえに、月変わりしたのを機に、再び
《秋の月見グルメ探訪》
を開幕したい。
先ずは、醍醐味である麺から特集してみよう。
トップバッターは、月見うどんでスタートしたくなり、夜勤明けの朝に、直行したのは、貴重なオアシスの一角
『なか卯』
今秋の月見メニュー・麺部門を代表したのが、
『月見温玉牛肉つけうどん¥700』
である。

甘辛いすき焼きの割下ベースのつけダレに温玉のコクが混ざり、うどんの滑らかな喉越しに力強く絡み合い、眠気を吹き飛ばす喉越しの勢いが素直に心地良い。

牛肉もタップシ入っているのも嬉しい。

続いては、中華麺で嗜みたくなり、向かったのが、24時間チェーンの旗手
『伝丸』

秋の名物
『月見肉つけ麺』
が今年も封切られており、せっかくなので、卵黄が2つ乗っかった
『ダブル月見醤油肉つけ麺¥950』
をオーダー。

玉子がダブルの時点で、もう月見ちゃうやんとツッコミたくなるが、玉子と絡めながら、つけ汁にダイブし、一気に啜ると、純粋に美味い♪♪

それでイイのだ♪と、朝っぱらから了見が、令和天才バカボンになってしまった。
最後は、やっぱし、蕎麦で締め括りたくなり、辿り着いたのは、東海立ち食い蕎麦チェーンの大御所
『スマル亭』
モーニング枠から、
『月見そば¥550』
を迷わず、選択。
せっかくなので、
きつねトッピング¥170も施す。
ついでに、まだまだ残暑がしんどい静岡の朝なので、
冷やしぶっかけ¥60
にアレンジし、欲張りカスタマイズを断行し、存分に味わう。

大判のお揚げの中から覗く卵黄の輝きは、曇天を突き破る太陽の如く、神々しい眩しさを誇る。

鰹ダシの効いた褐色の海も染み入り、徹夜仕事の自分に労をねぎらう。
漸く、米騒動を経て、ご飯モノが復活したので、大好物の
『鶏皮丼¥250』
を久々に堪能。
せっかくなので、裏技で、
カレー¥50をルーだけ頼み、丼に掛けて、
《鶏皮カレー丼》
に勝手にアレンジして、祝しながら実食する。

コラーゲン満点の鶏皮の震わす旨味に、蕎麦屋のカレーがスパイシーに浸透し、暫し唸った。

今年は予想以上に暑すぎる夏だったので、月見の麺グルメも冷し系が多かったのが、異様な現代を象徴していると、しみじみ思う秋の帰路なのであった。
つづく