《秋の真っ赤なグルメ探訪》


 昼間に老舗食堂

 『蒲原館』

 を訪れたが、夜は夜で、限定で天然南鮪料理が登場するため、再び夕暮れ時に再訪。 




 海の幸で真っ赤と云えば、やっぱし、マグロに尽きると、港町のオッサンならば、誰もが達する結論だろう。


 暖簾を潜り、テーブル席に腰を降ろしたら、早速、
ノンアルコールビール¥450
で喉を潤す。


 トップバッターは、絶対的エース

 『赤身と中トロのお刺身盛り合わせ¥1280』 

で、優雅に初陣を飾る。




 中トロは勿論だが、赤身にも脂が乗って、大いに舌にトロケ、笑みが溢れ出す。




続いては、
看板メニューの1つ
『鮪のユッケ¥780』
を嗜む。



甘辛い特製ダレが絡み合い、クセに成る旨味を引き出し、ビールがドンドン進んでしまう。



直ぐにビールを呑み干し、ハイボール代わりに、
『ジンジャーエール¥200』
を頼むと、マグロと双璧の紅い巨星・タコを味わいたくなり、
『タコの唐揚げ¥580』
も同時にオーダー。



衣をまとい、自慢の真っ赤なボディとは出逢えなかったが、コリコリと弾む抜群の食感は、スターの証を高々に誇っている。



御機嫌に箸を進めていると、大将が、チョコチョコ活用している御礼と、先程のマグロユッケの卵黄が、最初から崩れて不格好に提供してしまった御詫びを兼ねて、
『マグロの串焼き』
をサービスしてくれた。



律儀な人である。

此方こそ、感謝を述べ、豪快にカジリつく。

火が通った効果で、刺身には無い肉肉しさが際立ち、異なるベクトルからの旨味に唸った。

ジンジャーエールを呑み干し、
最後は、やっぱし、メシもので〆たくなり、自慢の切札
『鮪の漬け丼¥900』
で優雅にゴール。



せっかくなので、傍らに、大看板の
『ミニラーメン¥400』
と最強タッグを結成し、存分に対峙する。



秘伝のタレに漬け込んだ一手間が丁寧に口溶けのクオリティに結び付いてゆく。



王道の安らぎがしみじみ身体に染まってゆくのが解った。

其の説得力を昔ながらの中華そばの実力が、さらなる昇華へ導き、一気に咲き乱れる。





The安定感こそ、無敵の贅沢なのだと改めて実感する9月の宵なのであった。

では、最後に短歌を一首

『舞う紅葉 踏みしめる風 潮騒の 詩と溶け込む 夢の余韻に』
by全竜

では、良き祝日を