前回までに、
《冷やし蕎麦》
を中心に特集したが、其の反動からか、無性に
《熱々焼きそば》
が食べたくなる衝動に駆られた。
そばの仲間っちゃあ仲間やけど、でもまぁ、
屋台の焼きそば=夏の縁日を連想する季節に未だ足踏みしているからだろう。
っと、強引な前振りをトバして、今回は、
《全竜の焼きそばの世界》
と銘打って、大好物の焼きそばをいろいろズルズル食べ歩いてみたい。
先ずは、西の中華チェーンの大御所
『大阪王将』
から、ごっつ威勢良く幕開き。
富士店で6〜8月の夏季限定おすすめメニューとして活躍したのが、
『豚キムチ焼きそば¥920』
だ。

炒める具材だけで無く、トッピングにおいても、キムチが満載で、酸味と辛味が織り成す活躍が目覚ましく、実に頼もしい焼きそばとして評価の高い一皿である。

と成ると、永遠の宿敵
『餃子の王将』
も見逃すワケにはいかない。
真打として親しまれ続けているロングセラーこそ、
『極王焼きそば¥750』
だ。

せっかくなので、
餃子3個¥165&
炒飯¥338
のジャストサイズコンビで欲張りセットを形成し、存分に味わう。

XО醤と醤油のブレンドした格上のタレで極めた焼きそばは、王道のソースとは全く異なるベクトルで旨味を究極のランクに登り詰めたており、其の名の通り、極上焼きそばの代表と云えよう。


最後は、東海のエースで華々しく〆括りたくなり、辿り着いたのは、天下の
『五味八珍』
に他ならない。
不動の看板プレーヤーとして無敵の輝きを誇るのが、
『五目焼きそば¥950』
である。

豚肉、海鮮、野菜と具材タップシ盛り込まれた重量感満点の餡が染み込み、カリカリタイプからジワジワと芳ばしさのニュアンスが変化してゆく麺の遭遇がバラエティに富んで、実に堪らない。

此の未知との遭遇を描く魅力に満ち満ちた餡は、麺を食べ終えた後、すかさず、
『半チャーハン¥520』
を追加オーダーし、問答無用にブッ掛け、特製餡掛け炒飯に改造するのが、王道のルーティンであり、最後の最後まで飽きさせない完成度は、さすがの一言に尽きる。


ならば、調子に乗って、サービスチケットを駆使して、夏季限定スイーツ
『雪花氷/シェーファービン(台湾風かき氷)』
で甘くフィナーレ。

せっかくなので、最も好きな
『台湾風コーヒーミルクかき氷¥590』
をチョイスし、淡い清涼感にドップシ浸りゆく。

オレオ的存在のココアクッキーが実に良いリリーフを発揮して食べ応えがあった。
まだまだ焼きそばの可能性を感じた私は、追求の道を駆け出す9月の午後なのであった。
続く