《全竜の盆休み2025》
毎月恒例の老舗蕎麦屋
『ふるさと』
にて、盆休みのランチ会を堪能中。

ハイボール代わりにジンジャーエールをお代わりしたら、お任せコースは怒涛の後半戦へと突入してゆく。
ジンジャーエールを呑み、呑気に涼んでいると、グツグツと賑やかな5品目が、折り返し地点を高々に飾った。
其のメニューこそ、
『⑤倉澤アジのアヒージョ』

ソウダ鰹→茄子→と今回は、ローテーションを組んでいる流れから、次は、倉澤アジが来るかなと予想はしていたが、まさか、アヒージョで参戦とは、1ミリも予想だにしてなかった。

またしても、大将に1本獲られた!!とグツグツと歌う喧騒の果てに思いながら、サジを入れる。

切身と共に、アジの白子も入っていたから、息も唾液も大いに呑む。
前日は、御近所の焼肉店
「千番閣」
にて、絶品ホルモンをジュ~ジュ~堪能したので、まさか、今度は、倉澤アジのホルモンと遭遇するとは、イヤハヤ、グルメ版
『未知の遭遇』
と云えよう。
恐る恐るオイルの溶岩に、サジを踏み入れ、ヤケド覚悟に味わうと、白子はクリーミーながらも、端麗なコクが染みて拡がり、旨味が響き渡る。
沸点が落ち着いてきたので、バケットに乗せたり、ディップしたりと、愉快な展開が続き、飽きさせない。
野菜もタップシなので、罪悪感も無いのも嬉しい逸品である。
ジンジャーエールで、熱々の舌を冷ましたら、6品目は、
『⑥握り鮨4貫』
が、貫禄豊かに登場。

メンバーは、マグロ赤身、ビントロ、倉澤アジ、ソウダ鰹の豪華揃い踏み。
ソウダ鰹&倉澤アジのタッグは、マグロを加え、頂点を極め、胸が高まる。

品書きを覗いた際に、握り鮨の存在が、ずっと気になって仕方なかったので、真骨頂に心打たれ、ワサビ以上に、全身が痺れた。
いよいよ、〆は、蕎麦屋らしく
『⑦せいろ蕎麦』
で、ストレートにゴールを飾る。

奇をてらわぬ、王道の蕎麦の真髄を喉越しに受け止め、しみじみ感じた。

当たり前なのだが、此処は、蕎麦屋なのである。
最後は、
『⑧手づくりプリン』
で甘〜くフィナーレ。

甘過ぎない大人好みに仕上がったプリンだが、蕎麦湯を啜りながら、共に味わうと、斬新な風格で、これまたオツな口溶けで、実に愉快だった。

まだまだ夏の終わりやとは、毛頭思わないが、残りの暑さを楽しみながら、乗り越えようと素直に思う昼下りなのであった。
では、最後に短歌を一首
『アジ深し ソウダ頷く ナスがまま 夏アガるまで 神のソバかな』
by全竜