いきなり8月クラスの猛暑に打ちひしがれて、すっかり忘れてしまったが、6月は、新緑の季節である。
ってなワケで、今回は、
『新緑の限定グルメ』
と銘打って、色々食べ歩きながら、涼みたいと思う。
先ずは、夜勤明けに真っ先に向かったのは、職場の直ぐ傍に佇む夜明けのオアシス
『すき家』
から早朝に眩しくスタート。
6月中期の注目の期間限定メニューこそ、
『たっぷりめかぶ牛丼』
である。
せっかくなので、中盛¥770に豚汁冷や奴セット¥300をプラスし、朝っぱらからガッツリ向かい合う。
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陸の王者・牛丼に、海の密林・めかぶを組み合わせるとは、トッピングの達人だからこそ、成立できる大胆なコラボとして大いに興味が湧く。
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栄養素を豊富に含む驚異的な粘り気が、本能に優しく絡まり、不眠不休の心身をいたわってくれる。
納豆やオクラなどとは一味異なる角度から、余韻のアプローチが器漂う、深き世界観は、牛丼ファンとして、特筆したい。
続いては、中華で堪能したくなり、訪ねたのが、静鉄・新清水駅の真ん前に軒を構えし、町中華の老舗
『ふじいち飯店』
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ガキの時分から、チャーハンが不動のトップを誇るレジェンドにて、オススメしたい定食のセンターこそ、
『肉ニラ炒め定食¥950』
である。
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中華の定番《レバニラ》ならぬ《肉ニラ》とは、何ともニクい発想だ。
柔らかい豚バラ肉と、シャキシャキ弾むニラのハーモニー、更に、小気味よく歯触りを盛り上げるモヤシが食欲を青々と煽る。
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レバニラ炒めよりも、断然、白飯との相性はバツグンの頼もしさが、凛と輝く。
最後は、やっぱし、麺でズルズル〆括りたくなり、辿り着いたのは、自宅の直ぐ近所に在る東海立ち食い蕎麦・うどんチェーンの雄
『スマル亭』
此の時季は、勿論、
《冷しぶっかけ¥50》
で。
チョイスしたのは、
『春菊天うどん¥500』
其処に、トッピングで
《パクチー天¥150》
を追加し、より茂みの層を厚くし、ツユに浮上させ、嗜む。
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ディープグリーンで照らす水面をほじくり、啜るうどんの喉越しが心地良い。
直滑降の後味に酔いながら、すかさず緑のかき揚げを豪快にカジる。
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瞬くホロ苦さが、疲れた身体を突っ突き、覚醒めさせ、胃袋に旨味を照らす。
パクチー天は、尚更、威力絶大であり、もはや、食すモーニングシャワーと云えよう。
ワイアール星人も、ビックシだ。
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死闘の後のウルトラセブンの如く、帰宅するや否や深く深く眠りの世界に沈んでいったのは、云うまでもない。
そんな呑気な梅雨入り前の6月なのであった。
つづく