クドいようだが、映画『アイアンクロー』を観た。
男は戦う時は、スタミナを獲て挑まなければならないと改めて悟る。
ってなワケで、無性に肉を食べたくなり、今回の
《全竜の夜勤明けでっかくグルメ》
は、
『4月の肉タップシ大会(ダイカイ)』
と銘打っていろいろ食べ歩いてみよう。
牛肉編から開幕したくなり、
先ずは、定食のスペシャリスト
『やよい軒』
から勢い良くスタート。
待望の肉系定食が新作を発表したので、早速、夜勤明けに其のまま直行する。
其の名も、
『牛焼しゃぶ野菜たっぷり定食』
せっかくなので、1,5倍盛¥1290でガッツリ味わってみた。
湯通しした後、焼き目を入れた牛肉スライスと野菜を多彩なタレで堪能してゆくスタイルが興味深い。
焼肉ダレや辛味噌なども有ったが、今回は、牛しゃぶに特化して堪能しようと思い、
《ゴマダレ&ポン酢》
をチョイスし、いさ実食♪
先ずは、ゴマダレから♪♪
甘くクリーミーな特製ゴマダレは、濃厚ながらも風味高く牛肉の貫禄を引き立て、食欲を盛り上げてゆく。
一方、ポン酢は爽やかにサッパリと肉と野菜のコラボを楽しませ、此方も白飯が進む♪進む♪
必然的にお代わりは避けられない。
誠に罪深い定食と云えよう。
続いては、近年、インドやタイetcアジア各国中心にスパイス料理を手掛けているエキスパート
『松屋』
インターナショナルな才覚が更に開花した春の新作こそ、
『牛肉のエスニック炒め定食¥830』
である。
今度は、南米・ペルー料理「ロモサルタード」を松屋流にアレンジしたメニューであり、チャレンジ精神の幅広さにただただ驚く。
酸味を効かせたスパイスの絶妙に痺れ加減を残す余韻が特徴。
ネギなど薬味たっぷりに盛られた牛焼肉と絡まる効果で、後引く刺激が旨味を誘い、テンションは爆上がりする一方である。
最後は、麺でズルズルと〆括りたくなり、辿り着いたのは、京都からの華麗なる強豪
『なか卯』
大看板・親子丼と共に得意分野・うどんからの恐るべき春の刺客こそ、
『牛肉たっぷりうどん』
である。
せっかくなので、大盛のL¥690を選択し、ガッツリとズルズル突き進む。
すき焼き風の甘辛い割り下に浸かった柔らかい牛肉が、喉越し豊かにうどんと旨味を連弾し、どっぷりハマり、魅了する。
春はまだまだ始まったばかり。
食欲の花は満開なのであり、探究の旅は続くのである。
つづく