『春の担々麺大会(ダイカイ)』

我らが頼れる大いなる味方『五味八珍』で華々しく開幕し、良いスタートダッシュを飾る事ができた。

次に訪れたのは、
草薙の滋賀発醤油ラーメン専門店
『十二分屋』


厳選醤油のプロフェッショナルが手掛けた期間限定ラーメンがタイミング良く
『四川担々麺¥1000』
だったのが嬉しく早速、オーダー。


スープのトロミは、控え目でシャープな口当たりが印象的。


胡麻の風味と特製ラー油の刺激が鋭く交錯し、ヤミツキと化す1杯である。

続いては、家系にて堪能したくなり、三保の
『雷神家』
へ。


コチラの期間限定ラーメンも、ちょうど重なり、
『家系担々麺¥890』
だった。

せっかくなので、トッピングに、
味付玉子¥120&チャーシュー¥200を追加し、
ライス&キムチ食べ放題セット¥250を施し、ガッツリ定食として、存分に向き合う。


前述の十二分屋と対極的に、背脂などを融合したポタージュ系の沼と成したドロドロ輝く貫禄が面白い。


さすが、冠に家系がシッカリ付くほどの出来栄えであると、誰もが納得してしまうビジュアルと云えよう。

故に、コッテリとネットリと絡み合う威力は異なるベクトルで、とても鋭く炸裂し、白飯が爆進する。

卓上の刻みタマネギとおろしニンニクを加えると、担々沼にアクセントが弾み、ディープな楽しみが花咲く。

そして、最後はやっぱし静岡ラーメン王者
『麺や厨』
へ辿り着いた。

木曜限定イベント
《麺屋BOSS》
の1日限定ラーメンが、オオトリに相応しい
『排骨担々麺』
を発表したので、無論、スルーできるワケが無い。


せっかくなので、豚の唐揚げが2倍盛の
『スペシャル排骨担々麺¥1300』
にパワーアップさせ、たくましくゴールを飾る。


担々麺✕排骨麺とは、何と凛々しいコラボだろうか。


ゴマとスパイスがブレンドする特製スープに浸り、豚の唐揚げが染み込んでゆく浸透度は、見事な相乗効果をスパークさせ、力強くフィナーレを〆括る事ができた。

まだまだ寒い日が続く春だが、温もりの援護にこれからも頼りたい3月の帰り道なのであった。

では、最後に短歌を一首

『淡々と 沼風呂浸かる 担々と 華やぎぞ待つ 紅き温もり』
by全竜