産まれて此の方バレンタインに無縁の私は、夜勤を御役御免し、其のままナゴヤ喫茶文化のメッカ

『コメダ珈琲』

へ直行し、

『プレミアムアイスコーヒー・ソフィア』

を啜りながら、ショコラスイーツを独り堪能するのが、バレンタインディを過ごすルーティンと化して、随分久しい。


2024年も相変わらず、眠気眼で、冷えた苦味で喉を潤す。


今年のスイーツは、やっぱし、コメダの伝家の宝刀

『シロノワール』

から、由緒正しくスタートを飾る。


期間限定の豪華版が、ちょうどタイムリーにリリースされたので、早速、オーダー。


其の名も

『ショコラパッション(ミニ)¥700』



世界的名パティシエ・辻口博啓氏の監修の元、幾度も試行錯誤を繰り返した末、完成した至高の甘美は、ショコラとパッションフルーツとの優雅なるハーモニーが、舌へと酸味を震わせながら華麗に響く。



ザク切りショコラとアーモンドのテンポの良い歯応えが存在感を存在感を轟かせるアクセントを描いている。


また、季節のケーキシリーズでは、特筆したいショコラスイーツこそ、

『グルーミーショコラ¥500』

だ。



先程のシロノワールとは対極的に、滑らかなホイップクリームの口溶けが妖艶なる余韻を残す一皿なのが面白い。



でも、クルミの歯応えがピンポイントに旨味を奏でており、ダジャレとして嘲笑わせないプライドを、実力として裏付け、全体が眩しいのも、印象深いスイーツでもある。


食べ終えた後、TSUTAYAへ立ち寄り、グッズ散策にシケこむ。


配信が随分主流となり、DVD、本、CD、総てにおいて、ブースが簡素化されていくのは、時代遅れな昭和産まれのオッサンにとっては、かなり寂しい。


今月になり、職場を配置換えとなる寮母さんが数人いるので、贈物を探しに来たのだ。



アレコレ歩き回った末、バレンタインディにちなんで、美味しそうなチョコ菓子と紅茶を数点チョイスし、ラッピングしてもらう。



後日、労をねぎらい、感謝を込めて渡した。



とても喜んでもらえたので、渡す側も嬉しい。


其の翌日、御返しに可愛らしいガマ口財布とハンカチを貰った。



ハクション大魔王がブラ下げていそうなガマ口である。


早速、一万円札を入れて、狐ヶ崎のイオンにて、バレンタインディジャンボ宝くじを購入した。


懐に甘いご褒美を詰め込みたい心持の2月の午後なのであった。


では、最後に短歌を一首


『懐に 甘美恋しや かじるチョコ バレンタインに がま口独り』

by全竜



カロリー高くても食べたいおかし

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する