《午後11時の映画祭》
『燃えよドラゴン●ディレクターズカット特別版』
監督/ロバート・クローズ
出演/ブルース・リー●ジョン・サクソン●アーナ・カプリetc
1973年/アメリカ●イギリス
今年の干支・辰年にちなんで、ドラゴンにまつわる作品を取り上げる勝手な企画を、勝手に続けているが、ドラゴンと聴いて、真っ先に思い浮かべたのは、昭和好きオタクならば、絶対に避けられない名作である。
♪ドラゴンと云ったら、ブルース・リー!!♪
ときたもんだ♪♪
何てベタなマジカルバナナやねんって呆れ果てるだろうが、40過ぎたオッサンの哀しき宿命と云えよう。
3年ごとに小島で開催される武道大会に潜入し、主催する島の独裁者ハンに復讐を燃えて挑むリーの死闘を描いたカンフー・アクションの金字塔。
同時に要塞で秘密裏に進行している麻薬・人身売買などの悪行を暴くGメンの任務も担っており、現代映画史における肉弾戦スパイアクション・云わゆる‘ガンフー’の源流としても知られる。
ってなフリをレジェンド作品に対して、駄文をグダグダ並べても仕方ない。
私自身、地上波放送やレンタルビデオ、午前10時の映画祭などで幾度も観ているが、改めて、完全版のDVDで本編を久し振りに鑑賞したが、やっぱし面白い。
最後までオトコの心臓をクスグリ、飽きさせない。
具体的にどう云うトコロが魅力なの??
っと問われると困る。
前田日明曰く
ゴチャゴチャ云わんと、観たらええねん!!
の心境に通ずると云えよう。
まさに、
「考えるな!感じろ!!」
「Dont think!! Fee〜〜l!!」
の心持なのである。
ゆえに、物語云々よりも細かな小ネタを追ってしまう己に気付く。
例えば、終盤での大乱闘バトルロイヤルで何故か寝そべってくつろぐエキストラはドコやとか、ザコ役で瞬殺されるジャッキー・チェンはどいつや??
序盤戦のマーシャルアーツでKOされる若き日のサモ・ハン・キンポー痩せてるなぁ~~。
後に『燃えよデブゴン』になるとは、皮肉な噺だ。
水島裕もビックシやな。。。etcetcetc、
『探偵ナイトスクープ』で小ネタの雄・桂小枝探偵に大笑いしていた頃が懐かしい。
そう云えば、松本人志局長の裁判は今後、どうなるんやろ??
閑話休題
つまり、
ハト、スローモーションの多用は、
ジョン・ウーが踏襲し、
そして、裸になるのはブルース・リーだけでなく、グラマーなオネエちゃんも、ちょっぴりヌードを披露してくれるサービス精神は、
クエンティン・タランティーノが現代に、ちゃんと引き継いでいるんやなぁ~~。。。
結局、スケベな了見を考え、煩悩を感じてしまっている私が居る。
そんな情けないオッサンの寝そべる冬の夜なのであった。
では最後に、短歌を一首
『復讐を 月へ撃ち抜く 哭く拳 龍ぞ飛び起つ 血の万華鏡』
by全竜
そして、恒例の《スッポンポンデータ》で候
《制限区分
なし
《全編》
103分
《お楽しみ時間/セミヌード、ランジェリーも含む》
約1分
《お楽しみ時間所有率》
1.0%
《乳首の披露》
あり(ほんの一瞬)
《陰毛の披露》
なし
《ベッドシーン》
なし
《プロポーション》
★★★☆☆
《芸術度》
★★★☆☆
《物語性》
★★★☆☆
《エンターテイメント性》
★★★★☆
《興奮度》
★★★☆☆
《オススメ度》
★★★★☆
《総合》
★20