《全竜の静岡冷しラーメン探訪2023》
続いては、清水屈指の名店
『麺屋ARIGA』
を訪問。
かつては、鳥坂に軒を構えていたが、桜ヶ岡に移転して以来、気軽に立ち寄る事ができて、ファンとしてとても嬉しい。
大看板は、リピ塩DXが、行列必至で、もはや説明不要と云えよう。
夏場は、土日限定でリリースされる冷しラーメンシリーズが、注目であり、順番待ちも苦にせず通い詰めている次第だ。
前回の土日限定メニューは、
『冷しかつおラーメン¥1000』
せっかくなので、無料サービスの麺大盛りに、
味玉トッピング¥100
更に、サイドに
『焼ぎょうざ¥450』
&
『ミニチャーシュー丼¥300』
をセットし、ガッツリと存分に味わう。
静岡を代表する削りぶしメーカー
《西尾商店》とコラボし、繰り広げる1杯は、
鰹出汁の豊潤な旨味がたっぷしスープににじみ出ており、付属の削りぶしを追い足しすれば、更なる魅力が鮮やかに拡がり、魅了する。
蕎麦に通ずる和の涼しさを啜る世界と云えよう。
途中、サイドメニューにも舌鼓を打つ。
餃子には、味が既に付いており、隠し味に焼豚のタレを含ませ、ジューシー度に深味が増して、箸が進む。
一方、ミニチャーシュー丼は、柔らかい焼豚ブロックが、魅惑の口溶けを山積みと成し、笑みを築く。
正に、最強の組み合わせである。
そして、今回の土日限定は、和と対極の中華をアレンジした
『冷しタンタン麺¥1000』
が登場。
勿論、麺大盛で、ボリューム満点に対峙する。
王道の汁無しタイプで、特製味噌の甘い芳ばしさに酔うのも束の間、唐辛子etcのスパイスが刺激的に追撃し、舌を打ちのめす。
正に美味し不意打ちと云えよう。
麺を食べ応えた後、残った肉味噌&スープを、
イワシ削り節をタップシ乗っけた名物『西尾丼¥300』にたっぷしかけて、かき込むと、コリャ堪らん2ndステージに発展。
ご機嫌なる〆括りとなった。
まだまだ熱帯夜が続く静岡の9月は、頼りになる力強いスポットとして、愛用していきたいと改めて思う秋の帰り道なのであった。
では、最後に短歌を一首
『月へ打つ 残暑潜れば 磯と舞う 追いかけて追いかけて 節ぞ奏でよ』
by全竜
