《全竜の静岡冷しラーメン探訪2023》
9月の中盤に入り、日中はまだまだ暑い日が続いており、休日のラーメン巡りは、冷し系を欲している。
食べ納めどころか、今もちょうど食べ加減ってぇ了見で、久々に草薙の名店
『熟成醤油ラーメン・十二分屋』
を訪問。
醤油ラーメンに特化した専門店で、人気を博しており、冷やし中華にも独自のこだわりが冴えていて名高い。
其の筆頭格こそ、
『冷製らぁめん琥珀』
である。
せっかくなので、バージョンアップした
チャーシュー1枚・半味玉・柴漬けがそれぞれプラスされた豪華版
『マシマシ琥珀¥980』
をオーダー。
澄み切った冷製スープにトビウオのダシが旨味を深めた上品な世界観、そして、具と麺が別皿に分かれているのも大きな特徴。
雑味の無いクリアな味わい深さは、酢醤油やゴマダレで楽しんできた既存の冷やし中華好きの価値観を揺るがす美味さと云えよう。
麺を食べ終えたら、汁に白飯を投入。
冷しスープ茶漬けとして、サラサラと〆ゆくのも粋な2ndステージで、食べ応えの満足度に笑顔で涼む。
他にも、夏季限定の顔として双璧を成すのが、
『冷やし担々麺¥930』
である。
せっかくなので、チャーハンセット¥380を付けて、ガッツリ実食した。
最近、主流の汁無し派に反して、冷製スープがタップシ盛られた汁だくタイプ。
胡麻とニンニクがガツンと効くクリーミーなパンチ力に、海老オイルの風味が、鼻腔をくすぐる余韻が、クセになってしまう。
まだまだ残暑が続く9月は、冷し麺を探訪するのが、まだまだ楽しいオッサンなのであった。
つづく
