
今日は秋分の日。
でも、まだまだ暑く、日射しが酷しく、夏休み気分のまま呑気に愛車を転がし、向かったのは、毎月楽しみにしている桜橋の老舗蕎麦屋
『ふるさと』
コロナの患者数も減少し、徐々に静岡に平和が訪れてくる感謝を崇拝する神・立川談志師匠直筆サイン色紙に込めて参拝。
いつものカウンター席に腰を下ろし、ノンアルコールビールで、喉を潤せば、令和3年9月の独りふるさと会の幕開きとなる。
先ずは、トップバッターの常連
『地魚の刺身盛合せ』
が登場。
絶対エース・マグロの赤身をセンターに、ヒラメ、マダイ、キビレダイと旬の魚が勢揃いし、豪華絢爛なスタートダッシュを飾る。
熟成されたマグロ赤身の口溶けが、愛しく食欲を煽ってゆく。
続く2品目も海の幸がメインの料理だが、今度は趣向を凝らして
『海鮮茶碗蒸し』
を、あつらえてきたから、恐れ入るではないか。
意気揚々と生地をホジクれば、出るわ、出るわ♪
エビ、イカ、ホタテと続々と現れるシーフード達に、オッサンの心はすっかりトキメく。
茶碗蒸しとイクラとの組み合わせも、新感覚で面白い。
ノンアルコールビールをお代わりしたら、ふるさとの顔
『天ぷら盛合せ』
が堂々たる貫禄で食卓に降り立つ。
野菜陣は、マイタケ&サツマイモが務め、そして、魚代表は秋の味覚の王様サンマだから、ビックシだ。
今や高級魚と化したサンマを王道の塩焼ではなく、天ぷらで味わうのは、贅沢な空間と云えよう。
しかも、サンマのツミレも入っているのは、貴重で、幸せな舌鼓を打てて、何とも感慨深くビールを飲み干す。
ハイボール気分でジンジャーエールをオーダーすると、4品目は楽しみな焼魚タイムに突入。
今回の焼き物は、
『キビレダイの西京焼』
だった。
キビレダイは刺身でも堪能したばかりだったが、西京焼になると、また、全然違うアプローチが展開し、唸る。
タレの甘じょっぱさがクセと化し、ジンジャーエールが進む。
付き合わせの葉生姜をシガンで、お代わりをオーダーすると、いよいよメインディッシュの御登場。
今回の目玉は、
『マグロのサイコロステーキ』
外はカリッと芳ばしく、中はレアで、弾む肉質のクオリティは、ステーキの本家・牛肉を遥かに凌駕している。
最後は、伝家の宝刀
『カレー南蛮蕎麦』
で、ズルズル、スパイシーに〆ゆく。
豚バラ肉がたっぷりで、トロミの効かせたカレー餡は、まだ刺激を欲する季節のランチタイムに、心地好き痺れを浴びせ、暫し現実逃避する己が居る。
辛い料理を嗜むと、どうしても甘いモノが恋しくなる。
今回は、待望の新作スイーツ『和風パフェ』
が発表され、早速、オーダー。
コーンフレークを土台に、白玉、バニラアイス、小倉餡と甘美が集う詰め合わせは、長閑な涼感が、結集し、本能が和む。
ただ問題なのは、スマホが電池切れしてしまい、此の傑作パフェを撮影できなかった事に尽きる。
午前中、愛車の件でかなりエネルギーを消耗したのが、原因だった。
充電器持ってくれば良かったなぁ。。。
非常に悔やむが、次回、抹茶アイスバージョンを頼んで、存分に撮りまくろう。
本格的な秋の楽しみを持てたのは、ある意味とても幸せな事なのかもしれない。
勝手に了見を切り替え、店を後にする9月の昼下りなのであった。
では、最後に短歌を一首
『秋に入り 煎る海の幸 火照る皿 秋刀魚と出逢う 愛しさと酔う』
by全竜