※ソーシャル・ディスタンスを保ちながら、リポートしている事を御了承願います


年末なんやから、そりゃ、そやろと思うが、やっぱり寒い。

当たり前の冬の夜は、熱い鍋をツツいて、暖を取りたくなるのは、当然の衝動と云えよう。

ってなワケで、今回は
『師走のグツグツ肉鍋大会(ダイカイ)』
と、銘打って、孤独な夜をヌクとまろうではないか。

先ずは、牛丼チェーン屈指の業師
『すき家』

今季は特に得意のテクニックを存分に鍋膳に駆使して、ファンを楽しませてくれる。

そんな熱烈なる期待の新星こそ、
『豆乳牛鍋定食(ご飯大盛)¥870』
だ。


せっかくなので、
+肉2倍盛¥200を追加し、ガッツリ嗜む。


円やかな豆乳をベースに、爽やかな柚子の風味が薫り、尚且つ、付けダレの塩麹が全体の味を深くまとめて、熱く仕上げている極め手となっている。


ヘルシー志向の枠を凌駕し、白飯が進む冬の主菜の顔として、頼もしい存在感が凛々しい。

そして、肉鍋の本丸と云えば、すき焼きだが、王道をアレンジし、愉快な提供を施したのが、
『山かけ牛すき鍋定食(ご飯大盛)¥920』
である。

此方も+肉2倍¥200で、存分に堪能。


甘辛いワリシタでトロケる牛肉を覆うトロロの粘り気と、追い掛けては突き抜けるワサビの刺激の痛快な演出は、とても画期的な1杯と云えよう。


負けじと、好敵手『松屋』は、豪腕をフル発揮し、繰り出したの逸品こそ、
『ビーフシチュー定食¥990』だ。


鉄鍋で熱し、グツグツと仕上げられたデミグラスの大海に戯れる柔らかき牛肉の塊の偉大なるスケールは、豪快な松屋イズムが貫かれて、心地好い。


また、煮玉子の個性、シチューでも、頑なに味噌汁を傍らに外さないこだわりも徹底しているのが、松屋信者には、堪らない食べ応えを描き、更なるRESPECTが冴え渡るのである。


いよいよ肉鍋の大トリは『かつや』

フィナーレをダイナミックに飾りし、逸品は、
『コクうま味噌カツ煮定食¥690』


勿論、カツは、チキンカツである。

グツグツと煮立てた、秘伝の熟成味噌が、デッカイ鶏肉の旨味を際立たせ、嬉しい相乗効果を奏でゆく。


綴じた玉子で、コクをより、弾けさせる追撃策もイイ。

味噌カツの本場・愛知はコロナの影響で深刻だが、肉を喰らい、応援する気持ちで、危機と向き合おうと、静岡のオッサンは呑気に思う冬の帰路なのであった。

では、最後に短歌を一首

『牛鍋の 湯気に揺らめく 暮れの夢 厄ぞ千切りて グツグツ祈る』
by全竜