車を10年以上乗り続けるためには | 大ざっぱなO型キャンプ

大ざっぱなO型キャンプ

2023年の夏、2拠点生活の長野でキャンプ再デビューしました。

40年間あれこれ車に乗ってきました。60歳を迎えいよいよ最後の車になるかもしれないので、少なくとも75歳までは運転できるだろうと予測して15年(最後は中古の軽トラになる予定ですから(笑))今年納車される(はず)のジムニーシエラを大切に乗らなければいけません。これまで車の維持で色々と失敗してきたことを教訓にあれこれ考えてみました。

 

(1)車に灯油を乗せる時には絶対に漏れないように

…これは、石油ストーブを後席に載せてキャンプへ行った際に振動でかなりの灯油が床に染み込んでしまいました。なにをやっても2年以上匂いは取れず。それ以来、灯油を車で買いに行く際にはトレイの上にタオルを敷いて厳重に運ぶことにしています

 

(2)DIY配線で緩めたネジは必ず錆止め処理をする

…フォグランプ類やホーンの取付で緩めたエンジンルームのネジなどは思いがけなく早く錆びます

 

(3)内装をはがす時にはクリップに気を付ける

…オーディオやドラレコの配線を始末する際にドアの内張やピラーのカバーを外す際にはクリップに無理な力がかからないように注意しないと、爪が白化して聞かなくなったり、ファスナーの足がつぶれてしまったりします。みんからなどを参考に、めんどくさくてもじっくりとはがしてじっくり慎重にズレがないように取り付けるようにしています

(4)両面テープ貼付けの部品はマスキングテープで位置決めをしてから

…アマゾンで購入して待ちに待った両面テープで貼り付けるタイプの部品、ロゴだったり、ミラーだったり、ステッカーだったり、マスキングテープで水平を取って位置決めをする手間を惜しんだおかげで斜めについたり、おしゃかにしたこともあります

(5)ボディーに張り付けるパーツはできるだけ避ける

…純正品でない大型の樹脂部品をドアや外装に取り付けるタイプのものは手軽に印象を変えられて良いのですが、数年すると劣化して変色したり、パーツの隙間に雨水が入り込んでしまったり、いつか外すことになります。できるだけ、純正ボディには触らないようにしています。

 

 

 

 

 

 

(6)カーシャンプーは必ず薄めてスポンジにとってから

…一度だけ、洗車機に入る前にあろうことかカーシャンプーを天井とボディーに現役のままかけて洗車機に入れたことがあります。ぱっと見にはわからなかったのですが、見事な「ムラ」ができてしまいました。苦い思い出です

 

(7)アンダーコート

…タイヤ交換時にタイヤハウスと足回り、2年に1回はディーラーでアンダーコートをしてもらっています。マフラーも意外と錆びるので耐熱ペイントも同時にお願いしています。高速道路を冬場に走る場合には世融雪剤の影響で意外に錆が早いです。ペイントの種類によってはゴム部品を劣化させるものがありますのでマスキングを忘れずに

 

 

 

 

(8)LED球

…あくまでも私の場合ですが、長いこと点灯するもの「ポジション球、ウィンカー、ナンバー球」には少し高くてもカー用品店などで売られているものを使用した方が寿命の面では安心です

 

(9)配線

…コードに噛み込ませて配線するタイプのものは、あとあと撤去する際に純正コードにダメージを残します。(気にならない場合には良いのですが)できるだけヒューズから電源を取るタイプのもの、その先にはシガーソケットを利用したもので済むようにしています

 

 

(10)ショート

…ハスラーを購入した際にはナビやLED類をDIYで取り付けました。ルームランプを取り付ける際にショートさせてしまい、納車した日の夕方に「エンジン警告灯」が…ツしたままになってしまいました。すぐさまディーラーに引き返し切れたヒューズは交換してもらい何とかなりましたが、「エンジン警告灯」は消えず、2~3日はひやひやでした。(走行には全く問題ないのですが消えない)しばらく入庫という前日にバッテリーを外して一晩おいたらなぜか消えましたが、ルームランプ交換でここまでのことが起こるとは思いませんでした。今は必ずバッテリーの端子を外してから作業しています

 

(11)純正部品

…あれやこれやを付けたり外したり(笑)をしてきましたが、昔の感覚でやっていると車の仕組みは大きく変わっている為良くない影響を与えることがあります。(きちんとメーカーでテストをしたものは別です)車の開発段階では純正部品に対してかなりの時間をかけて試験をしていますので、問題ないと思っていても回りまわって予期せぬ影響が出ることがあります。

 

(12)満タン

…自動車の燃料タンクは、給油中に1回目のオートストップがかかるところを「満タン」としています。そのあとの「ちょろちょろ給油」はタンクから給油口までのフィラーパイプにいっぱいになるまでももちろん想定していますし、走り出すとガソリンの揺れでタンクの中に徐々に入っていきます。問題なのは、給油中に車体を揺らして無理やりギリギリまで給油することです。ガソリンタンクの形状は、乗用車ですと車種ごとに全然異なりますので想定内の給油をすると、タンクの上にある空気抜きのバルブが常にガソリンに使っている状態になるケースもあります。ボール型のバルブを使用している場合にはカタカタした際にガソリンが空気抜きチューブに入ってしまうことがありますので、ファーストシャットオフで給油をやめるようにしています。

(13)洗車

…洗車は長い目で見ると洗車機の性能が良くなってきたこともあり洗車機での洗車が一番良いように思います。コーティング車では1~2年は洗車機では水洗いのみであとはマニュアル通りの洗車方法が良いように思います。1~2年たったら、洗車メニューのい「一番高い部類」のコーテイングを年に数回かけていましたが、なかなか侮れず階数を増やしていくほどにつやが増えていくように感じたことがありました。ハスラーにはコーティングをしていないのですが、スタンドの「ティアラコート」というメニューを現在3回目ですが、撥水も良く満足しています

 

(14)定期点検

…車の買い方によっては点検込みのものもあります。昔は自分で選んだエンジンオイルを自分で交換していた時期もありますが、ディーラーに車を預ける際にはOBDでの診断などをやってくれる場合もあります。また、プログラムのアップデートも行われる場合もあると聞いています。(フォルクスワーゲンの時にはやっていただいてました)ので長い目で見れば車を長持ちさせることにつながるように思います。

 

とにかく、自動車メーカーといえども100%ということはなく、何らかの問題を抱えて「様子見」(重大な問題は別ですが)な部分は確かにあります。元々の検査要求が高いので、結果問題ないことが殆どですが、リコールにまではいかなくても自動車メーカーの努力義務で調整する部分は私はあると思っています。なので、極力ディーラーさんとはコミュニケーションを欠かさないようにしています。(ただ、早い段階で車を変えたくなりますが(笑))