長野の夏祭り復活 山ノ内町 | 大ざっぱなO型キャンプ

大ざっぱなO型キャンプ

2023年の夏、2拠点生活の長野でキャンプ再デビューしました。

コロナの影響で「志賀高原大丈夫か?」というほど人出が減った2019年、往路の高速道路の長距離バスもガラガラ。昨年秋頃から「なんとなく」観光バスを見かけるようになり、今年のGWにはようやくツーリングのバイクや観光バスが以前と同じくらい見かけるようになりました。

我々が引退後の移住先に長野県を選んだ理由には、第一は「スキーの雪質」ですが、国立公園ということもあり、白い馬がいるお向かいのように外資や大手による大々的な開発はされません。ここ20年通ってきて「程よい人出のリゾート地」であり続けていて、これからも長い間このままの志賀高原が続いていくだろうと思ったからです。

 

どこへ出かけても視界には高い山が見えます。湯田中まで出れば渋・湯田中温泉もあり風情のある昔ながらの温泉街を歩くことができます。

 

2020年からは、毎年行われていたイベントや祭りがことごとく中止になり、まだまだ地元のことをよく知らないまま現在に至っています。昨年末くらいから、少しずつですが花火大会やイベントが復活しつつあり期待をしていたところ、ついに今年は山ノ内町の夏祭りが復活することになりました。

 

 

地元のスーパーやホームセンターでしか感じてこなかった「地元感」はやはりこういったイベントに参加してみないと感じることはできません。引退後はスキー場やキャンプ場でバイトをしてみたり、ボランティアをしてみたりと色々考えている私にとってはコロナの閉そく感(他県ナンバーでさえ肩身が狭い時期もありました)が解けるのを心待ちにしていました。

 

生まれ育った本来の「地元」を処分して、長野へ移すことに決めてから約2時間半で通うことのできる長野の家は実質的な「実家」となりつつあります。観光地も、これといったものもなく退屈だった「本来の地元」を離れ、東京へ出てきて35年になりますが、やはり求めているものは自然であり、山でした。キャンプを約50年生活の一部といいますか、趣味として続けているのがその証拠です。

もうじき盆休みがやってきます。志賀高原の夏はあっというまに終わり、すぐに紅葉シーズンになってしまいます。現在は隔週の2拠点生活で、なかなか平日のキャンプやスキーというわけにはいきませんが、今のうちに気の利いた準備をしておいて「平日が休み放題」(笑)となる日に備えておこうと思います。

 

いかんせん、お上の方針で、リタイヤ世代が裕福に暮らせるどころか、ますます厳しくなっていくのは間違いないようですので、リタイヤしたらキャンプ道具も現在のようには買えなくなります(笑)よく冗談で言われている「焚き火税」が始まるかもしれません。

 

選挙とお金のことしか考えていない部類の人のことを考えるとイライラするので(笑)放っておいて、平穏な毎日を過ごしていきたいと思います。