荷物の積載の行きと帰りの違いとサンダーバード2号 | 大ざっぱなO型キャンプ

大ざっぱなO型キャンプ

2023年の夏、2拠点生活の長野でキャンプ再デビューしました。

5年ぶりの浦島太郎状態で無事に終えたキャンプ再デビュー、進化して小さくなった道具を使ってあれこれとこれからのキャンプについて検討してみました。人数は、あくまでも嫁と私の2人を前提にしています。

 

焚き火台は二つの組合せが大正解で、焚き火→炭(夕飯)→焚き火の使い方で充分でした。大きめの網があれば火力調整もできて七輪は不要でした。

 

 

 

 
 

 

 

 

マルチグリドルが安定しないので、追加のロストルがあれば完璧です。コールマンの焚き火台はソロサイズでは、30cm位の薪であれば十分な大きさがあります。

 

 

 

カメヤマの小型ランタンですが、雰囲気はものすごくよかったのですが暗くなっての調理には少々暗いのでLEDランタンと併用しました。

 
 

 

今回は電池を忘れたのですが(笑)トイレや炊事場へ行くとき用に小型のLEDランプかヘッドランプは必要でした。

 

 

今回初めて使用してみたのですが、嫌なにおいもなく太めの線香のため煙が多く、効果があったように思います。

 
 

ドラッグストアで購入する通常の蚊取り線香よりも、しっかりしたケースが付属しており途中で消えることもなかったです。

 

今回は可能な限りパラコードへ置き換えをしてみました。反射材を編み込んだ蛍光黄色のコードは視認性も良く、ハンマーやナタの柄に巻き付けておいたので、草地の中でもよく見つけることができました。また、張り綱としても100均のロープをは雲泥の差で伸びずに、結びめもしっかりと止まってくれます。

 

椅子はこの高さと品質で充分でした、ただ、調理などをするのにちょうどよい高さのテーブルがやはり必要でした。今回はベランダストッカーを持ってきたのでそれを利用しました。重さと大きさとのバランスで今後の課題です。これまで通り、ナイフや焚き火関係の火吹き棒、ライター、救急セットなどはベルトにまとめていつも身近に置くようにします。

 

気持ちの問題ですが、熊よけ、サル除けに今回試してみました。ソーラー充電の効率も良く、定期的に人の耳にかすかに聞こえるくらいの超音波(身体検査で聴力を調べる時に聞こえるくらいの高い超音波)を発していました。フラッシュと赤ランプも地味目に光ってくれますので、迷惑な明るさではありませんでしたが、混雑しているキャンプ場では黒のビニールテープなどでふさいでおくと良いと思います。

このテーブルも、メインで使うには小型すぎますが、あれこれ物を置くのにちょうどよい大きさでした、中央部の蓋つきのボックス部分は上からも横からもアクセスできるので便利でした。かさばらない大きさなのが何よりの魅力です。

 

大きなテーブルがない分、タープのポールなどにランタンハンガーをつけてあれこれ吊るすのに、大きめのS字フックとカラビナ(大きめのヤツ)が重宝しました。

 

 

今回は「かんば」(白樺の仲間の木の皮)のみで着火しましたが、十分な火力と火持ちがするので火をおこしやすかったです。関東ではお盆の迎え火は「おがら」を使いますが、長野で初めてお目にかかりました、コスパも良く小さくちぎって使えるのでこの時期に買いだめしておこうと思います。

 

 

昔からの習慣で、「テント=メイン」ということを疑わずに今回もドームテントを張ってみましたが、何しろ車内で場所をとります、また設営、撤収時に多くのフレームを組んだり解いたりする必要があります(それゆえに快適なのですが)ので、私が今回から目指していた「気軽なキャンプ」には程遠い結論となりました。

 

また、良かれと思った「ベランダストッカー計画」も、結局撤収時に汚れ物や持ち帰りゴミがあるために車の中がいっぱいに近くなりました。当初はベランダストッカーは車の屋根に載せる予定でしたが、重くて載せられませんでした。

テントに関しては、息子が参加するときにはドームテント、嫁と出かける時には山岳テントで充分という結論になりました。

 

また、持ち帰りゴミのキャンプ場の場合には、社内に生ごみ袋を入れて走るのには匂いの問題があります。また、家に戻って自宅で洗う食器や網などがありますので、行きはベランダストッカーは良いのですが、撤収後の帰りには混載することになり、結局開けたり締めたりの二度手間になります。

 

なので、結論としては撤収の際に車に乗せたり、ベランダボックスに「入るか入らないか?」パズルをしなくても良いようにすることと、どんな形の物(寝袋でもマットでもテントでも、やかんでも、燃料や水タンクも)でも「とりあえず載せて帰る」ことができるようにという方法を次回試してみることにしました。また、持ち帰り生ごみは車外に積むこともです。

 

今回テーブルとして便利だったベランダコンテナですが、自宅でキャンプ道具の保管庫として使うことにして、部屋から車までは「1回で」台車に載せて運べること、帰って来た時も「1回で」部屋に持ち帰れることも、今回の我々のように車に乗せたまま「次回整理しよう」ということにならずに済むようにしなければ「気軽にキャンプ」にはならないように思いました。

 

なので、以前使用したことのある車用のキャリアバッグを復活することにしました。

 

当時色々と使ってみたのですが、地面に置いて物を詰め込むと、底に荷物の角が飛び出したり不安定になりますので、最初にスキーキャリアやルーフラックなどの上に広げて置いたうえで、順次平らなものから積み込んでいきます。布製なのでかなり自由度が高く色々なものを入れて占めることができます。

 

家から持ち出すときには、底から順次安定して入れていけば屋根まで抱えられる重量までを詰め込んで持ち出して、撤収の際には取り急ぎ持ち上げられる重量まで詰め込んで、なんとか屋根から引きずりおろせば何度も家と車の間を台車で行ったり来たりする必要もありません。

 

色々と用意周到したつもりでも、現実はいろいろな問題が出てきます。何度か試したうえで、「家から台車でキャンプ道具を運んで、それだけでキャンプができて、車から台車で1往復で家に戻る」という事を実現したいと思います。(サンダーバード2号です(笑))

 

今回のキャンプの装備では、行きは何とか一人で屋根に載せられる範囲だったので、燃料など重さを稼ぎそうなものは車の荷台に載せれば行けると思います。