夏のキャンプ再デビューの候補地、カヤの平キャンプ場と熊の湯キャンプ場、カヤの平キャンプ場は奥志賀から山道を入っていくかなりのレアなキャンプ場で、早朝の霧と星空が絶品との前評判です。カヤの平と熊の湯、どちらも捨てがたいのですが、熊の湯の硫黄温泉がサイトの下にあることが何よりも捨てがたいと思っています。
冬の熊の湯は志賀高原のゲレンデの一つで、標高も高いので横手山ほどではありませんがオープン期間の長いキャンプ場のひとつです。若い方がいろいろな情報を発信されていらっしゃるので、志賀高原の中でも「情報が多い」キャンプ場のひとつです。
昨年の7月、ここで開催された「天空フェス」に参加しました。
ゲレンデのリフトが運行されていて、笠岳の見えるところまで行くことができました。あいにく雲が出たり晴れたりで目的の天の川は開催時間中に見ることができませんでしたが、スタッフさんの詳しい星や星座の説明もあり、コロナ禍でまだまだ参加者は少なかったですが有意義なイベントでした。
左下のバス停のマーク側が麓になります、リフト起点から麓までのエリアがキャンプ場になります。
キャンプ場はゲレンデがそのままキャンプ場になっていてもちろんフリーサイトです。車両が入れませんので荷物の運搬にはマキタの電動キャリアをお借りすることができます。
https://offline.naturum.ne.jp/e3498173.html
何度か志賀草津道路を通って感じているのは、雨予報でなければ霧が出て、晴れて、また霧が出てという感覚がとても短いということです。標高が高く、風通しが良いからでしょうかいわゆる「山の天気」状態なので、星空を見れる確率は高いように思います。
8月になると、近くの石の湯温泉ではゲンジボタルが見れます。道路沿いの駐車場に車を止めて歩いていくことになりますが、昨年は嘘のように蛍が見れました。蛍の群生地が近くなると、街灯が赤い光に代わりホタル観賞をしやすい暗がりになります。少しだけいるのかと思いきや嘘のようにとんでました。
熊の湯温泉の最大の魅力は温泉です。WEBではキャンプ場利用者は1,000円で滞在中は入り放題です。ヒスイの湯と呼ばれる硫黄泉です。
梅雨が明けると、夏休みに入るころからだんだんと混み始めます。その期間を避けていくのが良いのですが、標高が高いのでさすがに秋口は冷えます。その分、静かで何もないキャンプを楽しむことができます。運が良ければ、笠岳方面に沈む「夕日100選」にもなっている夕日を見ることができます。夕日の時間帯が雨上がりに重なれば、きれいな虹をみることが多いです。